2019.05.09
世界各国の有力国がリレー・ナンバーワンの国を目指す、〝世界一の運動会〟といえる、IAAF世界リレー2019が、5月11日、12日の2日間にかけて、横浜国際総合競技場で開催される。
この大会は2014年に新設された、リレーのみ実施される世界大会。過去、14、15、17年と3回行われ、いずれもバハマ・ナッソーが舞台だった。大いに盛り上がりを見せた大会が、今年は日本で開催。米国やジャマイカなど、すでに世界のトップ選手たちが来日している。
注目を集めるのは男子4×100mリレーだ。日本は、2008年北京五輪銀メダル、16年リオ五輪銀メダル、17年ロンドン世界選手権で銅メダルを獲得。リオ五輪の決勝でマークした37秒60は、国別での世界歴代ランキングにおいて、ジャマイカ、米国、英国に次いで4位で、まさに日本の〝お家芸〟といえる。
今回もリオ五輪メダリストを中心に、日本のトップスプリンターが集結。8日には、1走・多田修平(住友電工)、2走・山縣亮太(セイコー)、3走・小池祐貴(住友電工)、そしてアンカーに桐生祥秀(日本生命)を据えるメンバーでバトン練習を行ったという情報もある。
対する海外勢は、アメリカが強力なメンバーをそろえてきた。日本でも人気の高い、17年ロンドン世界選手権100m覇者のジャスティン・ガトリンを筆頭に、昨年200m19秒65でワールドリーダーだったノア・ライルズ、元100m世界記録保持者のリロイ・バレルの息子で9秒93を持つキャメロン・バレル、100mのベストが9秒85のベテラン、マイク・ロジャースら、そうそうたる顔ぶれ。
ジャマイカは、出場が期待されていたヨハン・ブレイクはエントリーから外れたが、ネスタ・カーターらが出場予定。日本の最大のライバル・中国も、100mアジア記録9秒91の蘇炳添、100m9秒97・200m20秒16の謝震業といった2枚看板がそろう。
この大会で決勝に進出すれば、今秋のドーハ世界選手権の出場権を獲得できる。そして、世界選手権で入賞すれば、来年の東京五輪が決定。つまり、この大会がTOKYO2020につながる大事な一戦となる。日本にとって悲願のリレー世界大会金メダル獲得なるか!? 注目の4×100mリレーは、12日(日)20時52分スタートの予定だ。
世界各国の有力国がリレー・ナンバーワンの国を目指す、〝世界一の運動会〟といえる、IAAF世界リレー2019が、5月11日、12日の2日間にかけて、横浜国際総合競技場で開催される。
この大会は2014年に新設された、リレーのみ実施される世界大会。過去、14、15、17年と3回行われ、いずれもバハマ・ナッソーが舞台だった。大いに盛り上がりを見せた大会が、今年は日本で開催。米国やジャマイカなど、すでに世界のトップ選手たちが来日している。
注目を集めるのは男子4×100mリレーだ。日本は、2008年北京五輪銀メダル、16年リオ五輪銀メダル、17年ロンドン世界選手権で銅メダルを獲得。リオ五輪の決勝でマークした37秒60は、国別での世界歴代ランキングにおいて、ジャマイカ、米国、英国に次いで4位で、まさに日本の〝お家芸〟といえる。
今回もリオ五輪メダリストを中心に、日本のトップスプリンターが集結。8日には、1走・多田修平(住友電工)、2走・山縣亮太(セイコー)、3走・小池祐貴(住友電工)、そしてアンカーに桐生祥秀(日本生命)を据えるメンバーでバトン練習を行ったという情報もある。
対する海外勢は、アメリカが強力なメンバーをそろえてきた。日本でも人気の高い、17年ロンドン世界選手権100m覇者のジャスティン・ガトリンを筆頭に、昨年200m19秒65でワールドリーダーだったノア・ライルズ、元100m世界記録保持者のリロイ・バレルの息子で9秒93を持つキャメロン・バレル、100mのベストが9秒85のベテラン、マイク・ロジャースら、そうそうたる顔ぶれ。
ジャマイカは、出場が期待されていたヨハン・ブレイクはエントリーから外れたが、ネスタ・カーターらが出場予定。日本の最大のライバル・中国も、100mアジア記録9秒91の蘇炳添、100m9秒97・200m20秒16の謝震業といった2枚看板がそろう。
この大会で決勝に進出すれば、今秋のドーハ世界選手権の出場権を獲得できる。そして、世界選手権で入賞すれば、来年の東京五輪が決定。つまり、この大会がTOKYO2020につながる大事な一戦となる。日本にとって悲願のリレー世界大会金メダル獲得なるか!? 注目の4×100mリレーは、12日(日)20時52分スタートの予定だ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.24
箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 駒大は3年前の学生駅伝3冠達成を区切りに大八 […]
2025.12.24
箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競い合い力を伸ばす 今季の日体大は平島龍斗、田島駿介、山崎丞の4年生 […]
2025.12.24
箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 出雲の快走が飛躍のきっかけ 國學院大OBで、現在も同大を練習の拠点と […]
2025.12.24
セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!
セイコーグループは12月下旬、Team Seikoアスリートでセイコースマイルアンバサダーの福島千里さん(女子100m日本記録保持者)を講師に迎えた「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を東京都目黒区の油面小学校で実施し […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
