HOME ニュース、国内

2021.01.31

一山麻緒パフォーマンス歴代5位2時間21分11秒でVも涙!異例ずくめの大阪国際女子マラソン
一山麻緒パフォーマンス歴代5位2時間21分11秒でVも涙!異例ずくめの大阪国際女子マラソン


◇大阪国際女子マラソン(1月31日/大阪・長居公園内周回コース)

大阪国際女子マラソンが長居公園内周回コースで行われ、東京五輪マラソン代表の一山麻緒(ワコール)が2時間21分10秒の大会新記録(男女混合)で優勝した。昨年3月の名古屋ウィメンズでマークした2時間20分29秒の自己記録にはわずかに届かなかったが、自己2番目のこの記録はパフォーマンス日本歴代5位の好記録だった。

広告の下にコンテンツが続きます

2時間19分12秒――野口みずきが持つ日本記録の12年ぶり更新を目指すレースとして、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)ら男子選手をペースメーカーに採用。さらに、コロナ禍により長居公園内周回コースに変更となり、より「記録への挑戦」にフォーカスが当たる中でスタートした。

東京五輪のマラソン代表に内定している前田穂南(天満屋)と一山の2人が、日本記録ペースとなる1km3分18秒で設定されたペースメーカーにつく。最初の1kmは3分13秒、3kmまでは3分21秒、3分21秒と安定しなかったが、その後は3分17~18秒で進み、5kmを16分32秒、10kmを33分00秒。この間に、年末に左脚に違和感が出るなどしたことが影響した前田が遅れ始めた。

10km以降はペースメーカー2人に引っ張られて一山が“独走”。20km通過は1時間5分58秒で通過するなど、ほぼ日本記録ペースで進んだ。だが、24~25kmで3分23秒にペースが落ちると、その後は3分20秒以上かかり、25kmから30kmも17分02秒かかり、日本記録は厳しいものに。

それでも最後まで粘りの走りを見せた一山が2時間21分11秒で優勝し、野口みずきの持つ大会記録2時間21分18秒を18年ぶりに上回った(※男女混合としての記録)。一山は開催されたことに感謝を述べ「日本記録を更新できず期待に応えらなかった。日本記録のために練習してきたので悔しい。サポートしてくれるワコールのみんなと喜びたかった」と涙を浮かべ、「もっともっと強くなれるように頑張りたい」と決意を語った。また、15km立て直してペースを守った2位前田も2時間23分30秒の自己新。異例ずくめのマラソンは、五輪代表の2人がチャレンジを見せて好記録をマークした。

■一山麻緒の5kmごとのラップ
5km 16分32秒
10km 33分00秒(16分28秒)
15km 49分27秒(16分27秒)
20km 1時間5分58秒(16分31秒)
ハーフ 1時間9分35秒
25km 1時間22分38秒(16分40秒)
30km 1時間39分40秒(17分02秒)
35km 1時間56分48秒(17分08秒)
40km 2時間13分47秒(16分59秒)

■女子マラソン日本歴代10傑
2.19.12 野口みずき(グローバリー) 2005. 9.25
2.19.41 渋井 陽子(三井住友海上) 2004. 9.26
2.19.46 高橋 尚子(積水化学) 2001. 9.30
2.20.29 一山 麻緒(ワコール) 2020. 3. 8
 2.21.11 一山2 21年
 2.21.18 野口2 03年
 2.21.22 渋井2 02年
2.21.36 安藤 友香(スズキ浜松AC) 2017. 3.12
 2.21.37 野口3 07年
2.21.45 千葉 真子(豊田自動織機) 2003. 1.26
2.21.47 松田 瑞生(ダイハツ) 2020. 1.26
 2.21.49 高橋2 02年
2.21.51 坂本 直子(天満屋) 2003. 1.26
2.22.12 山口 衛里(天満屋) 1999.11.21
2.22.17 福士加代子(ワコール) 2016. 1.31

◇大阪国際女子マラソン(1月31日/大阪・長居公園内周回コース) 大阪国際女子マラソンが長居公園内周回コースで行われ、東京五輪マラソン代表の一山麻緒(ワコール)が2時間21分10秒の大会新記録(男女混合)で優勝した。昨年3月の名古屋ウィメンズでマークした2時間20分29秒の自己記録にはわずかに届かなかったが、自己2番目のこの記録はパフォーマンス日本歴代5位の好記録だった。 2時間19分12秒――野口みずきが持つ日本記録の12年ぶり更新を目指すレースとして、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)ら男子選手をペースメーカーに採用。さらに、コロナ禍により長居公園内周回コースに変更となり、より「記録への挑戦」にフォーカスが当たる中でスタートした。 東京五輪のマラソン代表に内定している前田穂南(天満屋)と一山の2人が、日本記録ペースとなる1km3分18秒で設定されたペースメーカーにつく。最初の1kmは3分13秒、3kmまでは3分21秒、3分21秒と安定しなかったが、その後は3分17~18秒で進み、5kmを16分32秒、10kmを33分00秒。この間に、年末に左脚に違和感が出るなどしたことが影響した前田が遅れ始めた。 10km以降はペースメーカー2人に引っ張られて一山が“独走”。20km通過は1時間5分58秒で通過するなど、ほぼ日本記録ペースで進んだ。だが、24~25kmで3分23秒にペースが落ちると、その後は3分20秒以上かかり、25kmから30kmも17分02秒かかり、日本記録は厳しいものに。 それでも最後まで粘りの走りを見せた一山が2時間21分11秒で優勝し、野口みずきの持つ大会記録2時間21分18秒を18年ぶりに上回った(※男女混合としての記録)。一山は開催されたことに感謝を述べ「日本記録を更新できず期待に応えらなかった。日本記録のために練習してきたので悔しい。サポートしてくれるワコールのみんなと喜びたかった」と涙を浮かべ、「もっともっと強くなれるように頑張りたい」と決意を語った。また、15km立て直してペースを守った2位前田も2時間23分30秒の自己新。異例ずくめのマラソンは、五輪代表の2人がチャレンジを見せて好記録をマークした。 ■一山麻緒の5kmごとのラップ 5km 16分32秒 10km 33分00秒(16分28秒) 15km 49分27秒(16分27秒) 20km 1時間5分58秒(16分31秒) ハーフ 1時間9分35秒 25km 1時間22分38秒(16分40秒) 30km 1時間39分40秒(17分02秒) 35km 1時間56分48秒(17分08秒) 40km 2時間13分47秒(16分59秒) ■女子マラソン日本歴代10傑 2.19.12 野口みずき(グローバリー) 2005. 9.25 2.19.41 渋井 陽子(三井住友海上) 2004. 9.26 2.19.46 高橋 尚子(積水化学) 2001. 9.30 2.20.29 一山 麻緒(ワコール) 2020. 3. 8  2.21.11 一山2 21年  2.21.18 野口2 03年  2.21.22 渋井2 02年 2.21.36 安藤 友香(スズキ浜松AC) 2017. 3.12  2.21.37 野口3 07年 2.21.45 千葉 真子(豊田自動織機) 2003. 1.26 2.21.47 松田 瑞生(ダイハツ) 2020. 1.26  2.21.49 高橋2 02年 2.21.51 坂本 直子(天満屋) 2003. 1.26 2.22.12 山口 衛里(天満屋) 1999.11.21 2.22.17 福士加代子(ワコール) 2016. 1.31

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.01.28

最後の箱根路/順大・石岡大侑 思いを込めた主将のラストラン 「苦しくなってからも粘り強い走りができた」

第102回箱根駅伝で力走した選手たちがいる。優勝を手にしたり、区間賞に輝いたりした選手以外にもそれぞれの思いを胸に、タスキをつないだ。最終学年として迎えた選手たちの“最後”の奮闘を紹介する。 「外さない走り」で存在感 順 […]

NEWS IH100m入賞の安川飛翔、北村仁一朗の洛南コンビ、100m10秒39の山田吾愛仁らが東洋大に進学!

2026.01.28

IH100m入賞の安川飛翔、北村仁一朗の洛南コンビ、100m10秒39の山田吾愛仁らが東洋大に進学!

1月28日、東洋大の短距離部門はチームのSNSで今春入学する新入部員8人を発表した。 昨年の広島インターハイで100m3位の安川飛翔と同7位の北村仁一朗の洛南高(京都)コンビがそろって入学。2人が1走、2走を務めた4×1 […]

NEWS 3000m障害絶対王者のエル・バッカリがOnと契約「より大きな成功を目指す」

2026.01.28

3000m障害絶対王者のエル・バッカリがOnと契約「より大きな成功を目指す」

スイスのスポーツブランド「On (オン)」は1月26日、男子3000m障害の五輪金メダリスト、S.エル・バッカリ(モロッコ)がと所属契約したことを発表した。 30歳のエル・バッカリは五輪・世界選手権で累計7つのメダルを獲 […]

NEWS 静岡マラソンに青学大・佐藤有一が招待登録 NDソフト・及川瑠音も出場予定

2026.01.27

静岡マラソンに青学大・佐藤有一が招待登録 NDソフト・及川瑠音も出場予定

1月27日、静岡マラソンの主催者は、3月8日に開催される静岡マラソン2026に、今年の箱根駅伝優勝メンバーの佐藤有一(青学大)が招待選手として出場することを発表した。 佐藤は昨年度まで学生駅伝へ出場はなかったが、今年度は […]

NEWS 最後の箱根路/主将としてまとめた城西大・山中達貴 葛藤も抱えた4年間「最後まで一つになって戦えた」

2026.01.27

最後の箱根路/主将としてまとめた城西大・山中達貴 葛藤も抱えた4年間「最後まで一つになって戦えた」

第102回箱根駅伝で力走した選手たちがいる。優勝を手にしたり、区間賞に輝いたりした選手以外にもそれぞれの思いを胸に、タスキをつないだ。最終学年として迎えた選手たちの“最後”の奮闘を紹介する。 学年リーダーに自ら立候補 誰 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年2月号 (1月14日発売)

2026年2月号 (1月14日発売)

EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝

page top