2025.10.20
◇第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月19日、福岡県宗像市・宗像ユリックスを発着 6区間42.195km)
第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の出場権を懸けた第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津)が行われ、三井住友海上が2時間15分53秒と2021年に資生堂がマークした2時間16分41秒の大会新記録を48秒更新する好タイムでトップとなり、7年連続31回目のクイーンズ駅伝出場を決めた。
1区の永長里緒が、ルーキーとは思えぬ冷静沈着な走りでトップと13秒差の区間5位。2区1km過ぎで、アジア選手権3000m障害代表の西山未奈美が先頭へ立ち、2位の天満屋を20秒引き離して、理想的な流れへと持ち込んだ。
そのあとは、一時4位まで落ちたが、4区のカマウ・ダビタジェリで再びトップに立つと、パリ五輪5000m代表の樺沢和佳奈、松田杏奈による連続区間賞でさらにリード。終わってみれば、2位のスターツを2分以上リードする快勝だった。
昨年のプリンセス駅伝は、トップだったユニクロに7秒及ばず2位。クイーンズ駅伝では入賞争いに加われないまま13位に終わった。その悔しさから、全員が練習時の距離を伸ばし、走力を強化。駅伝前には各区間に展開や課題を想定した練習を組み込み、想定外のことが起きても対応できる心の準備を整えた。
鈴木尚人監督は「昨年は、アクシデントやもらった順位などに動揺してしまい、準備はしていたけど、対応まではできないレースになっていました。今年はその対策もしっかりやってきたので、抜かれた後も冷静に走ってくれました。ようやく理想的なレースができ、タイム的にもクイーンズ8の手応えを感じています」と、チームの成長を実感している。
快走した西山も「各選手が自分の走りをしっかり体現したからこそ、今回の記録につながったと思います。クイーンズではどの区間を任されてもいいように、気持ちを切らさずにやっていったらと思います」と本番でのシード権獲得に意欲的だった。
前回シードをつかんだ8チームに今回の16チームを加えたクイーンズ駅伝は11月23日に行われる。
文/田端慶子
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