2025.10.20
◇第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月19日、福岡県宗像市・宗像ユリックスを発着 6区間42.195km)
第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の出場権を懸けた第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津)が行われ、三井住友海上が2時間15分53秒の大会新でトップとなり、クイーンズ駅伝出場を果たした。
2位にスターツ、3位に天満屋。スターツは3区で伊澤菜々花が区間賞の13人抜きで一時はトップへ。そのまま2位を死守した。天満屋は区間賞こそいないものの、6区感中5人が区間ひとケタという安定感だった。
シスメックス、ユニクロなどが続く。前回20位でクイーンズを逃していたユニバーサルエンターテインメントは8位で本戦をゲット。10位には大塚製薬が入った。序盤は苦戦したが、東京世界選手権マラソン7位の小林香菜が5区で区間2位の力走を見せて出場圏内に押し上げた。
前回、クイーンズ駅伝を逃していた九電工は、社名変更「クラフティア」として初めて挑み、15位でクイーンズ駅伝に返り咲いた。16位には愛媛銀行が食い込み、悲願の初全日本を決めた。
創部10年目の愛媛銀行は、最後の中継所では圏外の17位だったが、ニトリとの手に汗握る順位争いの末、逆転で出場権を獲得。アンカーの窪美咲は「スタート前は、緊張とプレッシャーで押しつぶされそうでしたが、走り出したらすごく伸び伸びと、堂々と自分の走りができました。これを自信に、全日本でも頑張りたいです」と、全国でも“ひめぎん”をアピールする走りを誓う。
昨年、クイーンズ駅伝に出場していたニトリが17位。ベアーズは23位で本戦出場権を逃している。前回シードをつかんだ8チームに今回の16チームを加えたクイーンズ駅伝は11月23日に行われる。
2025年クイーンズ駅伝出場チームがでそろう!
JP日本郵政グループ 積水化学 しまむら パナソニック エディオン 岩谷産業 第一生命グループ 資生堂 以上、前回シード権 三井住友海上 スターツ 天満屋 京セラ シスメックス ユニクロ ルートインホテルズ ユニバーサルエンターテインメント 豊田自動織機 大塚製薬 肥後銀行 ノーリツ 東京メトロ ダイハツ クラフティア 愛媛銀行RECOMMENDED おすすめの記事
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