◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)2日目
滋賀国民スポーツ大会・陸上競技の2日目が行われ、少年男子A100m準決勝1組に出場した清水空跳(石川・星稜高2)は10秒29(+0.4)で1着通過となった。
インターハイで10秒00の高校記録を樹立し、東京世界陸上のリレー代表にも選出された清水が貫禄を示した。
午前の予選は10秒61(-1.1)で1着通過。インターハイ後も日本陸連U20オリンピック育成競技者の英国合宿、東京世界陸上、U20東アジア選手権など試合が続いた。「疲れもあって張る部分もありますが、状態はキープできています」と話す。
13時35分スタートの準決勝は、「雨と寒さもあったので、ケガをしないことと、10秒2台を出すことが目標でした」。スタートからの加速はやや安全な出だしだったが、中盤以降で強さを発揮。10秒29で記録の目標も「クリアできました」と強調した。
東京世界陸上は出場こそなかったが、世界レベルの戦いを肌で感じた。「その場所でタイムを出す勝負強さが必要だと感じました」。高校レベルを超えたさらにその先へと視線を移す。
準決勝では同学年の菅野翔唯(群馬・東農大二高2)が3組で10秒32(+0.9)をマークしている。インターハイはタイムレース決勝で同走はかなわず、「戦えるのは楽しみです」と話し、「優勝することと、欲をいえば10秒0台を出したいです」。主役の座は譲らないつもりだ。
決勝は明日10月5日15時から行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
2025.11.17
長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す
日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025