◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 2日目
滋賀国民スポーツ大会・陸上競技の2日目が行われ、少年男子B100m決勝で松下碩斗(静岡・静岡高1)が10秒35(+0.8)の大会新記録で優勝を飾った。
前日の予選を10秒50(+0.2)、準決勝を10秒45(+1.1)と、いずれもトップタイムで通過していた松下。雨の降る決勝でもスタートから鋭い加速を見せ、中盤で一気に抜け出した。8月の広島インターハイ400mハードルを制した後藤大樹(京都・洛南高1)が粘り強く追ったものの最後までリードを保ち、0.16秒差をつけてフィニッシュした。
10秒35は、昨年の国スポで菅野翔唯(東農大二高・群馬)がマークした大会記録を0.02秒更新する快走。清水空跳(星稜高・石川)の持つ高1歴代最高記録(10秒26)に次ぐ歴代2位のタイムとなった。
松下は城内中時代に全中では200mで予選落ちだったものの、U16大会150mで優勝。インターハイでは100mのタイムレース決勝に進むなど活躍し、先月には10秒47のベストをマークしていた。
男子100m高1歴代10傑
10.26 1.9 清水空跳(星稜・石川) 2024. 7.15 10.35 0.8 松下碩斗(静岡・静岡) 2025.10. 4 10.37 1.3 菅野翔唯(東農大二・群馬) 2024.10.11 10.41 2.0 片山瑛太(市船橋・千葉) 2024.10.20 10.44 1.4 荒谷匠人(近大東広島・広島) 2024. 9.14 10.45 0.0 サニブラウン・A・ハキーム(城西・東京) 2014.10.19 10.47 1.7 大瀨戸一馬(小倉東・福岡) 2010.10. 2 10.48 1.1 大嶋健太(東京・東京) 2013. 6.15 10.49 1.2 宮本大輔(洛南・京都) 2015.10.17 10.49 1.2 後藤大樹(洛南・京都) 2025.10. 3RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
2025.11.17
長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す
日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025