HOME 高校

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝
佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

佐久長聖・伊藤遼と長野東・田畑陽菜〔写真提供/新潟陸協〕

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km)は長野東(長野)が1時間8分10秒で17年連続17回目の制覇。県大会1位校を除いた最上位校に与えられる全国大会の地区代表は、男子が3位の長野日大(長野)、女子は4位の新潟一(新潟)が手にした。

佐久長聖は2年生5人、1年生と3年生が1人ずつのオーダー。県大会で1区を務めた昨年の都大路Vメンバー・酒井崇史(3年)らを温存して臨んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

トップと10秒差の3位でタスキを受けた2区(3km)の福島命(3年)が8分27秒の区間賞で首位に躍り出る。5区(3km)の福島和(2年)が8分35秒、6区(5km)の佐藤凜(2年)が14分52秒、7区(5km)の伊藤遼(1年)が14分43秒と3連続区間賞で駆け抜けて、今回も北信越王座を守った。

2位は2時間6分28秒で新潟県大会1位の中越。混戦のなか2位をキープ。4区で長野県大会2位の長野日大と迫られ、5区で逆転されたが、3位でタスキを受けた区で6区の保坂玲弥(3年)が区間2位で6秒差を逆転し、7秒リード。アンカーの星野愁(3年)も順位を守った。

1区5位スタートの長野日大は3区で中村桜大(2年)が3位に浮上すると、4区(8.0875km)の田中秀磨(3年)が24分12秒の区間賞で2位・中越との46秒差を1秒差まで接近。5区の篠原真仁(3年)が2位に浮上した。6区で順位を下げたが、2時間6分35秒で2年連続4回目の全国大会出場を決めた。

そのほか、1区(10km)は富山商(富山)・氷見練之介(3年)が混戦のなか、29分42秒で制し、3区(8.1075km)では美方(福井)・家光応輔(3年)が23分54秒で区間賞を獲得した。

広告の下にコンテンツが続きます

女子の長野東は1区(6Km)に、3000mで広島インターハイ6位、滋賀国民スポーツ大会少年A2位の川上南海(2年)を起用。県大会は左足甲に違和感が出て欠場したが、19分12秒の好タイムで後続に54秒リードする。

さらに2区(4.0975Km)で田畑陽菜(3年)が13分04秒とリードを1分45秒まで広げて独走態勢を築く。3区・待井未里(1年)と4区・森田華音(2年)も後続との差を広げ、5区(5km)の今井玲那(2年)が16分13秒で駆け抜けた。県大会で1区を務めたエース・真柴愛里(3年)を温存しながらも、オール区間賞で後続に4分04秒差をつけ、昨年の全国優勝校の実力を見せた。

2位には1時間12分14秒で新潟県大会1位の新潟明訓。2区で2位に浮上した後は、終始単独走だった。3位の福井1位の鯖江が1時間12分38秒で入っている。

地区代表を手にした新潟2位の新潟一は、4区終了地点で6位。地区代表を争う4位の美方(福井2位)とは54秒差があったが、広島インターハイ800mで総合10位の堤海遥(1年)が猛追する。区間2位で一気に逆転し、4位(1時間13分50秒)にジャンプアップ。2年連続10回目の全国切符を手にした。

全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年同様、都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km)は長野東(長野)が1時間8分10秒で17年連続17回目の制覇。県大会1位校を除いた最上位校に与えられる全国大会の地区代表は、男子が3位の長野日大(長野)、女子は4位の新潟一(新潟)が手にした。 佐久長聖は2年生5人、1年生と3年生が1人ずつのオーダー。県大会で1区を務めた昨年の都大路Vメンバー・酒井崇史(3年)らを温存して臨んだ。 トップと10秒差の3位でタスキを受けた2区(3km)の福島命(3年)が8分27秒の区間賞で首位に躍り出る。5区(3km)の福島和(2年)が8分35秒、6区(5km)の佐藤凜(2年)が14分52秒、7区(5km)の伊藤遼(1年)が14分43秒と3連続区間賞で駆け抜けて、今回も北信越王座を守った。 2位は2時間6分28秒で新潟県大会1位の中越。混戦のなか2位をキープ。4区で長野県大会2位の長野日大と迫られ、5区で逆転されたが、3位でタスキを受けた区で6区の保坂玲弥(3年)が区間2位で6秒差を逆転し、7秒リード。アンカーの星野愁(3年)も順位を守った。 1区5位スタートの長野日大は3区で中村桜大(2年)が3位に浮上すると、4区(8.0875km)の田中秀磨(3年)が24分12秒の区間賞で2位・中越との46秒差を1秒差まで接近。5区の篠原真仁(3年)が2位に浮上した。6区で順位を下げたが、2時間6分35秒で2年連続4回目の全国大会出場を決めた。 そのほか、1区(10km)は富山商(富山)・氷見練之介(3年)が混戦のなか、29分42秒で制し、3区(8.1075km)では美方(福井)・家光応輔(3年)が23分54秒で区間賞を獲得した。 女子の長野東は1区(6Km)に、3000mで広島インターハイ6位、滋賀国民スポーツ大会少年A2位の川上南海(2年)を起用。県大会は左足甲に違和感が出て欠場したが、19分12秒の好タイムで後続に54秒リードする。 さらに2区(4.0975Km)で田畑陽菜(3年)が13分04秒とリードを1分45秒まで広げて独走態勢を築く。3区・待井未里(1年)と4区・森田華音(2年)も後続との差を広げ、5区(5km)の今井玲那(2年)が16分13秒で駆け抜けた。県大会で1区を務めたエース・真柴愛里(3年)を温存しながらも、オール区間賞で後続に4分04秒差をつけ、昨年の全国優勝校の実力を見せた。 2位には1時間12分14秒で新潟県大会1位の新潟明訓。2区で2位に浮上した後は、終始単独走だった。3位の福井1位の鯖江が1時間12分38秒で入っている。 地区代表を手にした新潟2位の新潟一は、4区終了地点で6位。地区代表を争う4位の美方(福井2位)とは54秒差があったが、広島インターハイ800mで総合10位の堤海遥(1年)が猛追する。区間2位で一気に逆転し、4位(1時間13分50秒)にジャンプアップ。2年連続10回目の全国切符を手にした。 全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年同様、都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.31

これが世界メダリストの走り!ケジェルチャが25人ごぼう抜きで30万円ゲット

TBSでオールスター体育祭が放送され、番組内では「オールスター感謝祭」でもおなじみの赤坂5丁目ミニマラソンが行われた。 レースには1991年東京世界選手権男子マラソン金メダリストで65歳になった谷口浩美さん、レジェンドラ […]

NEWS 棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞

2025.12.31

棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞

国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリート・オブ・ザ・イヤーが12月30日に発表され、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が「男子・アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 121カ国836人のジャーナ […]

NEWS 過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

2025.12.31

過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

2025.12.31

逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2025.12.31

箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top