◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)
いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは女子フィールド編をお届けする。
【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継
【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも
【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか
【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ マラソン男女の入賞なるか
北口、女子初の連覇へ
何と言ってもやり投は今大会のハイライトに挙がる。23年ブダペスト世界陸上、昨年のパリ五輪と金メダルを獲得している北口榛花(JAL)に注目だ。
世界陸上は19年ドーハから4大会連続の出場。2大会連続金メダルとなれば男子20km競歩の山西利和(愛知製鋼、19年、22年)に次ぐ2人目、3大会連続メダル(22年オレゴン銅)となれば日本初の快挙だ。
今年は6月の試合で右肘を痛めた影響で日本選手権を見送り、2ヵ月ほど実戦から遠ざかった。復帰2戦目のダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルでは60mまで戻している。「ケガをしても目標は変わらず金メダル」と力強い。女子やり投は20日21時05分に決勝が行われる。
やり投にはパリ五輪ファイナリストの上田百寧(ゼンリン)と22年オレゴン大会ファイナリストの武本紗栄(オリコ)という同級生コンビも出場。上田は8月のアジア投てき選手権で62m20の自己新を放つなど、好調で臨むことになる。トリプル決勝も夢ではない。
円盤投には郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が出場。19年ドーハ以来の代表入りだ。前回は「出るだけで終わった」が、その時から日本記録も日本未踏だった60m72にまで伸ばしている。持てる力を存分に発揮する構えだ。
跳躍4種目代表は2007年大阪以来
跳躍は4種目すべてに代表を送り込めた。これは2007年大阪大会以来だ。走高跳の髙橋渚(センコー)は東京出身、東京高卒という“江戸っ子”。今年は室内で1m92を跳んでいる。屋外シーズンはスピードとパワーがつき過ぎた影響で踏み切りのタイミングが合わずに苦戦。徐々に復調気配が漂っている。
三段跳には前回ブダペストに続いて髙島真織子(九電工)と日本記録保持者の森本麻里子(オリコ)が出場。髙島は今年日本選手権を初優勝し、追い風参考ながら日本記録(14m16)を上回る14m25(+2.5)をマークするなど、ケガを抱えながらも地力がついている。「日本記録を出して決勝へ」と意気込む。
走幅跳は秦澄美鈴(住友電工)が22年オレゴンから3大会連続、パリ五輪を合わせて4年連続での日本代表となる。ただ、いずれも予選敗退と力を発揮できておらず、今季もなかなか調子が上がっていなかったが「前に進んでいると信じて」跳ぶ。
棒高跳の諸田実咲(アットホーム)は初出場。アジア選手権では風に煽られて転倒した際、両手首を骨折。特に右手がひどく手術し、「1ヵ月は固定生活」。今もボルトが入っている。ただ、8月中旬頃から跳躍練習も再開し、記録会で4m00まで戻してきた。「支えてくれた方々に出場を報告できたことがうれしいです」と感謝のジャンプを見せる。
東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。
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北口、女子初の連覇へ
何と言ってもやり投は今大会のハイライトに挙がる。23年ブダペスト世界陸上、昨年のパリ五輪と金メダルを獲得している北口榛花(JAL)に注目だ。 世界陸上は19年ドーハから4大会連続の出場。2大会連続金メダルとなれば男子20km競歩の山西利和(愛知製鋼、19年、22年)に次ぐ2人目、3大会連続メダル(22年オレゴン銅)となれば日本初の快挙だ。 今年は6月の試合で右肘を痛めた影響で日本選手権を見送り、2ヵ月ほど実戦から遠ざかった。復帰2戦目のダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルでは60mまで戻している。「ケガをしても目標は変わらず金メダル」と力強い。女子やり投は20日21時05分に決勝が行われる。 やり投にはパリ五輪ファイナリストの上田百寧(ゼンリン)と22年オレゴン大会ファイナリストの武本紗栄(オリコ)という同級生コンビも出場。上田は8月のアジア投てき選手権で62m20の自己新を放つなど、好調で臨むことになる。トリプル決勝も夢ではない。 円盤投には郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が出場。19年ドーハ以来の代表入りだ。前回は「出るだけで終わった」が、その時から日本記録も日本未踏だった60m72にまで伸ばしている。持てる力を存分に発揮する構えだ。跳躍4種目代表は2007年大阪以来
跳躍は4種目すべてに代表を送り込めた。これは2007年大阪大会以来だ。走高跳の髙橋渚(センコー)は東京出身、東京高卒という“江戸っ子”。今年は室内で1m92を跳んでいる。屋外シーズンはスピードとパワーがつき過ぎた影響で踏み切りのタイミングが合わずに苦戦。徐々に復調気配が漂っている。 三段跳には前回ブダペストに続いて髙島真織子(九電工)と日本記録保持者の森本麻里子(オリコ)が出場。髙島は今年日本選手権を初優勝し、追い風参考ながら日本記録(14m16)を上回る14m25(+2.5)をマークするなど、ケガを抱えながらも地力がついている。「日本記録を出して決勝へ」と意気込む。 走幅跳は秦澄美鈴(住友電工)が22年オレゴンから3大会連続、パリ五輪を合わせて4年連続での日本代表となる。ただ、いずれも予選敗退と力を発揮できておらず、今季もなかなか調子が上がっていなかったが「前に進んでいると信じて」跳ぶ。 棒高跳の諸田実咲(アットホーム)は初出場。アジア選手権では風に煽られて転倒した際、両手首を骨折。特に右手がひどく手術し、「1ヵ月は固定生活」。今もボルトが入っている。ただ、8月中旬頃から跳躍練習も再開し、記録会で4m00まで戻してきた。「支えてくれた方々に出場を報告できたことがうれしいです」と感謝のジャンプを見せる。 東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。 【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継 【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも 【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか 【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ マラソン男女の入賞なるかRECOMMENDED おすすめの記事
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