過去のメダリストのウェアやシューズ、世界選手権の歴史などを展示する世界陸連の「ワールドアスレティックス・ミュージアム(MOWA)が東京都庁内に開設され、7月6日にオープニングセレモニーが行われた。
9月の東京世界選手権の男子マラソン代表の小山直城(Honda)が出席し、「大会まで残り2ヵ月となってきて、いよいよだなという実感が沸いてきました」と話した。
世界選手権の歴史を見て、小山が最も印象に残っているのは91年東京大会の「谷口さん(浩美)の金メダルだと思っています」。イベント内で当時の映像が流れ、「すごく熱い中で国立競技場に向かう坂を力強く走っているのが、すごく印象を受けました」と明かす。
イベントに出席していた谷口さんから直接、「試合に向けて練習し過ぎず、コンディションのほうを優先して頑張ったごうがいいんじゃないか」と助言を受けたという。「谷口さんの世代は相当走り込んでいたと思うので、負けないくらいやっていきたいと思っています」と小山は話す。
6月末の函館マラソンのハーフでは1時間6分16秒(62位)。「ちょっと苦戦してしまいました」と苦笑しつつ、今後は米国・ボルダーではスタミナ強化を図る合宿を積んで本番に向けて仕上げていく。
東京世界選手権では「最後まで力強い走りをして、8位入賞を目標に頑張っていきたいです」と言葉に力を込めた。
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