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2025.07.04

100m小池祐貴「世界陸上のイメージ作る」多田修平、桐生祥秀らと決勝へ/日本選手権
100m小池祐貴「世界陸上のイメージ作る」多田修平、桐生祥秀らと決勝へ/日本選手権

日本選手権100mで決勝進出を決めた小池祐貴

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 1日目

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子100m準決勝では、1組に入った小池祐貴(住友電工)が10秒16(+0.4)の全体トップで、同2着に多田修平(住友電工)が10秒19をマークして、ともに決勝に進んだ。

小池は「とりあえず決勝で良い走りをすること。世界選手権で戦うイメージを作ることを考えたい」と話し、「勝つのが大事。技術的にはミスがありますが、練習でやってきたことができれば勝てないことはない」と語る。

多田は「スタートは良かったですが、後半で(小池に)かわされたので、完璧なレースではなかったです」と振り返り、「久しぶりの決勝なので10秒0台、9秒台を狙っていきたい。まだ4試合目なのでラウンドが上がればタイムも上がってくると思います」と見据えていた。

2組は井上直紀(早大)が10秒22(±0)でトップ。3組は守祐陽(大東大)が10秒20(-0.1)でトップ通過した。守は「2レーンだったので力まずに行けました。スタートの飛び出しも安定してきた」と初めての決勝を楽しみにしていた。

3組2着は桐生祥秀(日本生命)で10秒21。「日本選手権でも、グランプリレースでも決勝を逃したことはない。そこはずっと続けてきたし、もっと上を目指したい」と胸を張り、「行くときはドーンっといく。“陸上の桐生”というのを見せたいし、10秒1では誰も満足しない。決勝の舞台でそれを出したい」と、2017年以来の9秒台を見据えていた。

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日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)、2連覇中の坂井隆一郎(大阪ガス)は準決勝敗退に終わった。

決勝は2日目の18時30分にスタートする。

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子100m準決勝では、1組に入った小池祐貴(住友電工)が10秒16(+0.4)の全体トップで、同2着に多田修平(住友電工)が10秒19をマークして、ともに決勝に進んだ。 小池は「とりあえず決勝で良い走りをすること。世界選手権で戦うイメージを作ることを考えたい」と話し、「勝つのが大事。技術的にはミスがありますが、練習でやってきたことができれば勝てないことはない」と語る。 多田は「スタートは良かったですが、後半で(小池に)かわされたので、完璧なレースではなかったです」と振り返り、「久しぶりの決勝なので10秒0台、9秒台を狙っていきたい。まだ4試合目なのでラウンドが上がればタイムも上がってくると思います」と見据えていた。 2組は井上直紀(早大)が10秒22(±0)でトップ。3組は守祐陽(大東大)が10秒20(-0.1)でトップ通過した。守は「2レーンだったので力まずに行けました。スタートの飛び出しも安定してきた」と初めての決勝を楽しみにしていた。 3組2着は桐生祥秀(日本生命)で10秒21。「日本選手権でも、グランプリレースでも決勝を逃したことはない。そこはずっと続けてきたし、もっと上を目指したい」と胸を張り、「行くときはドーンっといく。“陸上の桐生”というのを見せたいし、10秒1では誰も満足しない。決勝の舞台でそれを出したい」と、2017年以来の9秒台を見据えていた。 日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)、2連覇中の坂井隆一郎(大阪ガス)は準決勝敗退に終わった。 決勝は2日目の18時30分にスタートする。

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