HOME 高校

2024.05.30

女子総合は富山中部が初制覇! 松木愛結は100mH14秒14&4種目V 谷川晴香が砲丸投と七種競技制す/IH富山県大会
女子総合は富山中部が初制覇! 松木愛結は100mH14秒14&4種目V 谷川晴香が砲丸投と七種競技制す/IH富山県大会

23年U18女子100mHに出場した松木愛結

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

富山県大会は5月24日~27日の4日間、富山市の富山県総合運動公園競技場で開催された。

各種目の入賞を得点化して男女それぞれで争う学校対抗において、女子の富山中部が107.5点を獲得し、初優勝を成し遂げた。

富山中部は女子800m、1500mで柴田美冴(3年)が2分16秒80、4分45秒74で優勝したのを筆頭に、3000mでも高倉亜子(2年)、中島由稀(2年)がワンツー・フィニッシュ。400mに58秒24で優勝の小善玲奈(3年)は、200mでンバマ紗良(龍谷富山3)と同タイム着差なしの25秒97(-2.7)でタイトルを分け合っている。

富山中部は107.5点のうち100.5点をトラックで得点を積み重ね、初の栄冠をつかんだ。

女子100mハードルでは松木愛結(龍谷富山3)が14秒14の好タイムでV。松木は400mハードルでも63秒39で快勝したほか、4×100mリレーは3走、4×400mリレーは4走を担い、ともに優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、七種競技は追い風参考ながら谷川晴香(富山北部3)が4641点で2位以下を圧倒。単独種目の砲丸投でも11m15を投げて1位となり、3位となったやり投と合わせて個人3種目で北信越大会に駒を進めている。

男子ではハンマー投の堂本大然(富山3)が53m01で大会連覇を達成し、八種競技の吉田淳暉(富山一3)も4905点で昨年に続く優勝を飾った。1500mは高岡向陵勢による争いとなり、松尾星那(3年)が3分58秒43で1位。0.01秒差の2位に森田陽斗(2年)が続いた。

総合争いは走高跳の岡本蒼空、棒高跳の百生暁人と1年生が優勝するなど、下級生の活躍も目立った富山商が5年連続42回目の頂点に立っている。

北信越大会は6月13日から4日間、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われる。

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 富山県大会は5月24日~27日の4日間、富山市の富山県総合運動公園競技場で開催された。 各種目の入賞を得点化して男女それぞれで争う学校対抗において、女子の富山中部が107.5点を獲得し、初優勝を成し遂げた。 富山中部は女子800m、1500mで柴田美冴(3年)が2分16秒80、4分45秒74で優勝したのを筆頭に、3000mでも高倉亜子(2年)、中島由稀(2年)がワンツー・フィニッシュ。400mに58秒24で優勝の小善玲奈(3年)は、200mでンバマ紗良(龍谷富山3)と同タイム着差なしの25秒97(-2.7)でタイトルを分け合っている。 富山中部は107.5点のうち100.5点をトラックで得点を積み重ね、初の栄冠をつかんだ。 女子100mハードルでは松木愛結(龍谷富山3)が14秒14の好タイムでV。松木は400mハードルでも63秒39で快勝したほか、4×100mリレーは3走、4×400mリレーは4走を担い、ともに優勝を飾った。 このほか、七種競技は追い風参考ながら谷川晴香(富山北部3)が4641点で2位以下を圧倒。単独種目の砲丸投でも11m15を投げて1位となり、3位となったやり投と合わせて個人3種目で北信越大会に駒を進めている。 男子ではハンマー投の堂本大然(富山3)が53m01で大会連覇を達成し、八種競技の吉田淳暉(富山一3)も4905点で昨年に続く優勝を飾った。1500mは高岡向陵勢による争いとなり、松尾星那(3年)が3分58秒43で1位。0.01秒差の2位に森田陽斗(2年)が続いた。 総合争いは走高跳の岡本蒼空、棒高跳の百生暁人と1年生が優勝するなど、下級生の活躍も目立った富山商が5年連続42回目の頂点に立っている。 北信越大会は6月13日から4日間、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われる。
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.27

20㎞競歩・吉川絢斗が日本勢「メダル第1号」!1時間20分45秒で銀「いい経験になりました」/アジア選手権

◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)1日目 2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、オープニング種目となった男子20km競歩で吉川絢斗(サンベルクス)が2位を占め、日本勢のメダル第1号となる銀メダルに輝いた。 […]

NEWS 鈴木芽吹 初代表10000m殊勲の2位も「情けなかった」世界陸上への道険しく/アジア選手権

2025.05.27

鈴木芽吹 初代表10000m殊勲の2位も「情けなかった」世界陸上への道険しく/アジア選手権

◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ)1日目 2年に一度開かれるアジア選手権の1日目に行われた男子10000mはガルビア・シン(インド)が28分38秒63で金メダルを獲得し、鈴木芽吹(トヨタ自動車)が銀メダ […]

NEWS 女子やり投・同い年コンビが銀、銅!上田百寧「悔しさを日本選手権に」/アジア選手権

2025.05.27

女子やり投・同い年コンビが銀、銅!上田百寧「悔しさを日本選手権に」/アジア選手権

◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ)1日目 2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、女子やり投は上田百寧(ゼンリン)が59m39で銀メダル、武本紗栄(オリコ)が58m94で銅メダルを獲得した。 パリ五輪代 […]

NEWS 前田さくらが200mで24秒14の県新記録 松尾凜歩は両リレー含む3冠 山田巧は200m&4×100mRで2冠/IH鳥取県大会

2025.05.27

前田さくらが200mで24秒14の県新記録 松尾凜歩は両リレー含む3冠 山田巧は200m&4×100mRで2冠/IH鳥取県大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 鳥取県大会は5月24日~26日の3日間、鳥取市のヤマタスポーツパーク競技場で行われた。 女子200m […]

NEWS 大垣尊良が砲丸投高校歴代5位の18m08 北海道栄4継40秒68 大森悠斗が走幅跳7m33/IH北海道各支部大会

2025.05.27

大垣尊良が砲丸投高校歴代5位の18m08 北海道栄4継40秒68 大森悠斗が走幅跳7m33/IH北海道各支部大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。北海道では、6月の北海道地区大会の予選となる10支部(函館・小樽・室蘭・札幌・空知・旭川・名寄・十勝・ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析