2024.01.14
◇皇后盃第42回全国都道府県対抗女子駅伝(1月14日/京都・西京極陸上競技場発着9区間:42.195km)
第42回都道府県対抗女子駅伝が行われ、宮城が2時間16分30秒で1995年以来29年ぶり2度目の優勝を飾った。
宮城は1区9位から徐々に順位を上げ、8区で2位に浮上。アンカーの小海遥(第一生命グループ)がトップの兵庫を逆転し、歓喜のフィニッシュテープを切った。
終盤に追い上げた地元・京都が20秒差で前回に続く2位。2時間17分23秒で3位の広島は11年ぶり入賞で、1992年、93年に並ぶ過去最高成績、31年ぶりのメダル獲得を果たした。
4位の千葉、5位の神奈川はともに2年連続の入賞、前回優勝の大阪は連覇は逃したものの6位で6年連続入賞を確保した。
2区・田中希実(New Balance)の激走から9区序盤までトップを走った兵庫は7位で2年ぶり入賞。8位は福岡が入り、3年連続の8位以内を占めた。
1区では石川の五島莉乃(資生堂)が、元日の能登半島地震で被災した地元を勇気づける区間賞。2区では田中が区間記録(12分07秒)には4秒届かなかったものの19人抜きの激走を見せた。
5区では千葉の山﨑りさ(日体大)と兵庫の池野絵莉(須磨学園高)がトップ争いを繰り広げながらハイペースを刻み、山﨑が12分45秒、高1の池野も12分52秒と従来の区間記録(12分53秒)を29年ぶりに塗り替えた。8区では宮城の男乕結衣(五城中)が区間歴代2位タイの9分41秒をマークし、逆転優勝への流れを引き寄せた。
パリ五輪マラソン代表の鈴木優花(秋田・第一生命グループ)、10000m日本記録保持者の新谷仁美(東京・積水化学)らトップランナーが集った最終9区は、地元・京都の川村楓(岩谷産業)が31分41秒で区間賞に輝いた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.22
JR九州・花谷そらが嗅神経芽細胞腫瘍を公表 「闘って完治してまた新たな花谷そらを」
-
2025.05.22
-
2025.05.21
-
2025.05.21
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.16
-
2025.05.19
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
2025.05.11
久保凛は2分02秒29の2位に号泣「母の日に花束を持って帰りたかった」/木南記念
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.22
「体脂肪だけ独り歩きしてほしくない」100mH福部真子が警鐘 自身の経験から伝える月経と体重管理、体脂肪との向き合い方
「体脂肪のことだけが独り歩きしている感じがして…生理が止まっていると思われていそうで。中高生に悪影響を与えたくないんです。だからちゃんと伝えたいなって」 女子100mハードルの日本記録保持者で、パリ五輪セミファイナリスト […]
2025.05.22
【世界陸上プレイバック】―03年パリ―18歳・キプチョゲが大熱戦の5000mを制す 末續慎吾が200mで銅メダルの大偉業
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.05.22
JR九州・花谷そらが嗅神経芽細胞腫瘍を公表 「闘って完治してまた新たな花谷そらを」
JR九州の花谷そらが5月22日、嗅神経芽細胞腫瘍(きゅうしんけいがさいぼうしゅ)のステージ4の疾患があることを自身のSNSで公表した。 花谷は山口・聖光高出身。インターハイや全国高校駅伝への出場はなく、中国地区大会300 […]
2025.05.22
8月開催の日韓中ジュニア交流競技会代表 4/1~6/22の記録を対象に上位高校生から選考
日本陸連はこのほど、第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25日~27日/中国・内モンゴル自治区)の日本代表選手選考要項を公表した。 日・韓・中ジュニア交流競技会は日本、韓国、中国の3ヵ国で例年8月下旬に、持ち回りで […]
2025.05.22
個の力高い中大が最有力! 順大、大東大も戦力充実 前回上位・東海大、東洋大は!? 5月24日平塚決戦/全日本大学駅伝関東選考会展望
第57回全日本大学駅伝の関東学連推薦校選考会が5月24日に神奈川県平塚市のレモンガススタジアム平塚で行われる。昨年度の本大会で8位までに入った國學院大、駒大、青学大、創価大、早大、城西大、立教大、帝京大がシード権を獲得。 […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析