2023.09.24
◇第71回全日本実業団対抗選手権大会(9月22~24日/岐阜メモリアルセンター長良川)
全日本実業団対抗の1日目が行われた。
男子走幅跳は泉谷駿介(住友電工)が8m10(-0.4)の自己新で連覇。110mハードルで13秒04の日本記録保持者、そしてブダペスト世界選手権で日本人初のファイナリスト(5位)となった泉谷だが、高校時代から混成競技や三段跳などマルチな活躍を見せてきた。走幅跳では前回8m00を跳んで優勝しており、1年ぶりの出場で10cm自己記録更新というパフォーマンスだった。
女子100mは兒玉芽生(ミズノ)が11秒50(+0.4)で連覇。春にアキレス腱を痛め、日本選手権の出場も見送っていた。「2ヵ月ほど走れなかった」なかで、リハビリでアキレス腱周りや身体のバランスを強化。まだまだ本調子とはいかないが、確かな一歩を踏み出した。
男子100mは東田旺洋(関彰商事)が無風のなか10秒16で優勝。2位に山縣亮太(セイコー)が10秒28で続いた。
女子400mは久保山晴菜(今村病院)が53秒24の好記録で優勝。男子10000mはキプラガット・エマヌエル(三菱重工)が27分27秒10で制し、日本人トップの11位は横田玖麿(トヨタ自動車九州)で27分56秒20だった。
男子棒高跳は澤慎吾(きらぼし銀行)が5m50でタイトルをゲット。「全国選手権はインターハイ以来です」と久しぶりの日本一に笑顔を見せる。「助走が安定してきた」ことで、今季は「自信を持って」5m40からスタート。この日も5m40を2回目にクリアすると、続く5m50を跳んで勝負あり。「踏み切り、空中動作ができれば5m80も見えてくる」と手応えをつかんでいる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.16
各地区枠数は変わらず 関東10、北海道と北信越が2枠維持 2026年出雲駅伝の出場枠発表
-
2025.10.16
-
2025.10.15
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.16
各地区枠数は変わらず 関東10、北海道と北信越が2枠維持 2026年出雲駅伝の出場枠発表
日本学連は10月16日、来年度に行われる第38回出雲全日本大学選抜駅伝(出雲駅伝)の出場枠を発表した。 10月13日に行われた第37回大会の結果で決定した。関東10、北海道2、東北1、北信越2、東海1、関西2、中国四国1 […]
2025.10.16
サニブラウン・アブデル・ハキームがU18・16大会に登場! 18日に中高生対象のトークイベント実施
日本陸連は10月16日、10月17日から開幕するU18・U16大会に東京世界選手権男子100m代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が来場し、トークイベントを実施することを発表した。 トークイベントはサニブラウン […]
2025.10.16
中央学大、大東大が上位候補か!? 東海大、順大、立教大、日大は主軸に力 「10枠」懸けた“立川決戦”/箱根駅伝予選会展望
第102回箱根駅伝予選会が、10月18日に東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、国営昭和記念公園にフィニッシュするハーフマラソンのコースで行われる。 気温が上がった前回はタフなレースとなり、今回からはスタート時 […]
2025.10.16
東日本実業団駅伝エントリー発表 GMO・吉田祐也、富士通・塩尻和也、Honda・森凪也、ロジスティード・平林清登ら
来年元日の全日本実業団対抗男子駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねた第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース)のエントリーチームと登録選手が10月16日、同 […]
2025.10.16
中学、高校のトップが出場!IH優勝・石原南菜、後藤大樹や中学記録保持者・今村好花、大森蒼以らに注目/U18・16大会
10月17日から19日の3日間、U18・U16陸上大会が三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で開催される。 U18大会は2025年12月31日時点の16歳、17歳が対象で高校3年生の早生まれと高校2年生、1 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望