HOME 海外

2023.07.08

ジャクソンが女子100mで歴代5位タイの10秒65! 男子400mHは19歳クラークが47秒85で制す/ジャマイカ選手権
ジャクソンが女子100mで歴代5位タイの10秒65! 男子400mHは19歳クラークが47秒85で制す/ジャマイカ選手権

22年オレゴン世界選手権女子200mで優勝したジャクソン

ジャマイカ選手権が、7月6日からジャマイカ・キングストンで行われ、女子100mではオレゴン世界選手権200m金メダリストのS.ジャクソンが世界歴代5位タイの10秒65(+1.0)で優勝を飾った。

ジャクソンは29歳。ジャマイカの名門クラブ・MVPトラッククラブに所属し、2010年ユース五輪で4位となるなど早くから活躍していた。シニアとなってからはジャマイカ国内の100mの選手層の厚さに勝てず400mに転向し、リオ五輪では銅メダルを獲得。21年から100m、200mに戻り、東京五輪では100m3位、昨年のオレゴンでは200m優勝、100m2位の成績を残している。

今季の100mではダイヤモンドリーグに2試合出場。ドーハで2位、オスロでは3位と勝ち切れていなかったが、地元で好タイムを打ち立てた。

なお、昨年の世界選手権100mで優勝したS.フレイザー・プライスは欠場。8日からの200mにエントリーしている。

男子100mでは21歳のR.ワトソンが9秒91(+1.1)の自己新で初優勝。2位に9秒96のR.フォードが続き、オレゴン世界選手権4位のO.セヴィルが10秒00が3位に入った。4位のA.ブレイクも含め、上位4人は22歳以内と若手の活躍が目立った。一方、過去2度の優勝経験を持つT.トレイシーは10秒09で5位。世界歴代2位タイの記録(9秒69)を持つY.ブレイクは予選落ちだった。

また、男子400mハードルは昨年のU20世界選手権で3位の実績を持つ19歳のR.クラークが47秒85のU20世界タイ記録で優勝。女子走幅跳はT.ヒックリングが6m85(+1.5)の自己新で制した。

広告の下にコンテンツが続きます
ジャマイカ選手権が、7月6日からジャマイカ・キングストンで行われ、女子100mではオレゴン世界選手権200m金メダリストのS.ジャクソンが世界歴代5位タイの10秒65(+1.0)で優勝を飾った。 ジャクソンは29歳。ジャマイカの名門クラブ・MVPトラッククラブに所属し、2010年ユース五輪で4位となるなど早くから活躍していた。シニアとなってからはジャマイカ国内の100mの選手層の厚さに勝てず400mに転向し、リオ五輪では銅メダルを獲得。21年から100m、200mに戻り、東京五輪では100m3位、昨年のオレゴンでは200m優勝、100m2位の成績を残している。 今季の100mではダイヤモンドリーグに2試合出場。ドーハで2位、オスロでは3位と勝ち切れていなかったが、地元で好タイムを打ち立てた。 なお、昨年の世界選手権100mで優勝したS.フレイザー・プライスは欠場。8日からの200mにエントリーしている。 男子100mでは21歳のR.ワトソンが9秒91(+1.1)の自己新で初優勝。2位に9秒96のR.フォードが続き、オレゴン世界選手権4位のO.セヴィルが10秒00が3位に入った。4位のA.ブレイクも含め、上位4人は22歳以内と若手の活躍が目立った。一方、過去2度の優勝経験を持つT.トレイシーは10秒09で5位。世界歴代2位タイの記録(9秒69)を持つY.ブレイクは予選落ちだった。 また、男子400mハードルは昨年のU20世界選手権で3位の実績を持つ19歳のR.クラークが47秒85のU20世界タイ記録で優勝。女子走幅跳はT.ヒックリングが6m85(+1.5)の自己新で制した。

【動画】ジャクソンが世界歴代5位タイの10秒65をマーク!

女子100m世界歴代10傑

10.49 0.0 F.グリフィス・ジョイナー(米国)    1988. 7.16 10.54 0.9 E.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)   2021. 8.21 10.60 1.7 S.-A.フレイザー・プライス(ジャマイカ) 2021. 8.26 10.64 1.2 C.ジェッター(米国)          2009. 9.20 10.65 1.1 M.ジョーンズ(米国)          1998. 9.12 10.65 1.0 S.ジャクソン(ジャマイカ)       2023. 7. 7 10.71 0.1 S.リチャードソン(米国)        2023. 7. 6 10.72 0.4 M.-J.タルー(コートジボワール)     2022. 8.10 10.73 2.0 C.アーロン(フランス)         1998. 8.19 10.74 1.3 M.オッティ(ジャマイカ)        1996. 9. 7 10.74 1.0 E.ガードナー(米国)          2016. 7. 3

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.27

冨田遥希が100m、200m、400m、両リレーの短距離5冠! 藤原千櫻も女子短距離3冠 1500mは利光愛理が1年生V/IH大分県大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 大分県大会は5月23日から26日までの4日間、大分市営陸上競技場(ジェイリーススタジアム)で行われた […]

NEWS クミ・アジア選手権が今日開幕!東京世界陸上へ重要な一戦

2025.05.27

クミ・アジア選手権が今日開幕!東京世界陸上へ重要な一戦

◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ) 2年に一度開かれるアジア選手権が今日、5月27日に開幕する。舞台は韓国・クミ市(亀尾市)。欧州選手権などと並ぶ「エリアチャンピオンシップ」であり、世界陸連(WA)の大会カ […]

NEWS 河戸咲希ハンマー投53m34の県高校新 野見山寧祢200m23秒97の大会新 岩坂レオンやり投2連覇/IH愛知県大会

2025.05.26

河戸咲希ハンマー投53m34の県高校新 野見山寧祢200m23秒97の大会新 岩坂レオンやり投2連覇/IH愛知県大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。愛知県大会は5月23日~25日の3日間、岡崎市のマルヤス岡崎龍北スタジアムにて行われた。 女子はハンマ […]

NEWS 【大会結果】第26回アジア選手権(2025年5月27日~31日)

2025.05.26

【大会結果】第26回アジア選手権(2025年5月27日~31日)

第26回アジア選手権メダリスト&日本人成績(2025年5月27日~31日/韓国・クミ) 男子 100m() 金 銀 銅 [日本代表] 栁田大輝(東洋大) 東田旺洋(関彰商事) 200m() 金 銀 銅 [日本代表] 鵜澤 […]

NEWS 連覇狙う栁田大輝「標準を切りたい」100mH田中佑美、800m久保凛も意気込み/アジア選手権

2025.05.26

連覇狙う栁田大輝「標準を切りたい」100mH田中佑美、800m久保凛も意気込み/アジア選手権

◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ) 2年に一度開かれるアジア選手権の開幕を前日に控え、日本代表がスタジアムで練習した。 男子100mで前回に続く連覇を狙う栁田大輝(東洋大)は、ウォーミングアップの後にスター […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析

page top