HOME 駅伝

2023.07.08

駒大・赤津勇進が13分43秒79の自己新!「満足いくタイム」残り1000mから圧巻の切り替えで強さ見せる/ホクレンDC網走
駒大・赤津勇進が13分43秒79の自己新!「満足いくタイム」残り1000mから圧巻の切り替えで強さ見せる/ホクレンDC網走

23年関東インカレ2部10000m12位の赤津勇進

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023網走大会が7月8日に行われ、男子5000mのC組では赤津勇進(駒大4)が組トップを飾った。13分43秒79は2年前に出した自己記録13分52秒27を更新する自己ベスト。

ペースメーカーは1000mを2分44秒、2000mを5分31秒で通過。青学大の黒田朝日(2年)がトップを行くなか、赤津はしっかりとこれにつく。「ペースメーカーさんが良いペースで引っ張ってくださったので絶対に離れたくなかった」と赤津。3000m過ぎに黒田と一騎打ちとなり、4000mを11分05秒で通過してから赤津が前に出た。

残り2周でさらにロングスパートをすると、あとは記録との勝負に。残り1周を62秒で上がり、「13分40秒台を出せてとても満足のいくタイムです」と安堵の様子を浮かべる。

広告の下にコンテンツが続きます

1年時から全日本大学駅伝のメンバー入り(補欠)を果たすなど、最強世代を謳われた同学年の中でも注目の存在だった赤津。しかし、2年次の出雲駅伝では5区区間10位で、出走メンバー中ただ1人ふたケタ順位という悔しさを味わった。

昨年度は大学駅伝3冠を果たしたメンバーに加われず。5000mは2年前、10000mは大学1年時(28分30秒64)から止まったままだった。しかし、今季は関東インカレ(2部)10000mで12位と復調の気配を見せると、ホクレンで快走。同期の赤星雄斗、唐澤拓海、白鳥哲汰らが次々と復活するなか、赤津もまた反撃の狼煙を上げた。

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023網走大会が7月8日に行われ、男子5000mのC組では赤津勇進(駒大4)が組トップを飾った。13分43秒79は2年前に出した自己記録13分52秒27を更新する自己ベスト。 ペースメーカーは1000mを2分44秒、2000mを5分31秒で通過。青学大の黒田朝日(2年)がトップを行くなか、赤津はしっかりとこれにつく。「ペースメーカーさんが良いペースで引っ張ってくださったので絶対に離れたくなかった」と赤津。3000m過ぎに黒田と一騎打ちとなり、4000mを11分05秒で通過してから赤津が前に出た。 残り2周でさらにロングスパートをすると、あとは記録との勝負に。残り1周を62秒で上がり、「13分40秒台を出せてとても満足のいくタイムです」と安堵の様子を浮かべる。 1年時から全日本大学駅伝のメンバー入り(補欠)を果たすなど、最強世代を謳われた同学年の中でも注目の存在だった赤津。しかし、2年次の出雲駅伝では5区区間10位で、出走メンバー中ただ1人ふたケタ順位という悔しさを味わった。 昨年度は大学駅伝3冠を果たしたメンバーに加われず。5000mは2年前、10000mは大学1年時(28分30秒64)から止まったままだった。しかし、今季は関東インカレ(2部)10000mで12位と復調の気配を見せると、ホクレンで快走。同期の赤星雄斗、唐澤拓海、白鳥哲汰らが次々と復活するなか、赤津もまた反撃の狼煙を上げた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

NEWS 箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」

2025.12.12

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 壮行会は寒風が吹く中での実施となったが、多くの学生や大学関係者が出席。前田康弘監督は「今年のチームは学年も関係なく […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.12

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2025年1月号の内容に一部誤りがございました。 別冊付録「全国高校駅伝総展望」 P66東京代表 順天 チーム名が「順大」と表記されていましたが、正しくは「順天」になります。 また、都大路学校最高記録、学校最 […]

NEWS 月刊陸上競技2026年1月号

2025.12.12

月刊陸上競技2026年1月号

Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド & 全国高校駅伝総展望 新春特別企画 桐生祥秀(日本生命)×清水空跳(星稜高2石川) 「継承」新旧・100m高校記録保持者 大会報道 八王子ロングディスタンス 鈴木芽吹  […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top