2022.12.23
2012年ロンドン五輪女子400mハードルで優勝していたN.アンチェフ(ロシア)のドーピング違反による処分が確定し、同五輪での金メダルが剥奪されることが決定した。
今年10月にアスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)が12年7月15日から13年6月19日の成績を無効とする処分を決定し、これに対して期限内に上訴しなかったため。アンチェフは昨年4月にスポーツ仲裁裁判所(CAS)によって4年間の資格停止処分を受けており、13年6月30日から15年12月31日までの成績についてもすでに無効となっている。
12年7月以前の成績については失効していないため、11年テグ世界選手権400mハードル銅メダルと04年のアテネ五輪400m銅メダルについては変更されない。アンチェフはロンドン五輪4×400mリレーでも銀メダルを獲得していたが、チームのA.クリボシャプカにドーピング違反があり、この成績は先に無効となっていた。
今回の処分確定に伴い、2位以下の順位が繰り上がる。IOCの承認の後、L.ディーマス(米国)が金メダル、Z.ヘイノヴァ(チェコ)が銀メダル、K.スペンサー(ジャマイカ)が銅メダルに繰り上がる予定。世界陸連(WA)のウェブサイト上の競技結果はすでに更新されている。
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