HOME 高校

2022.10.27

5連続区間賞の水城が逆転で14年連続の都大路 女子は茨城キリストが先頭譲らず3連覇/茨城県高校駅伝
5連続区間賞の水城が逆転で14年連続の都大路 女子は茨城キリストが先頭譲らず3連覇/茨城県高校駅伝

茨城県高校駅伝は10月27日、ひたちなか総合運動公園周辺周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は水城が2時間6分27秒で、女子(5区間21.0975km)は茨城キリストが1時間11分17秒でいずれも3連覇を果たした。

男子の水城は2区終了時点で、トップと1分07秒差の3位だったが、3区以降5連続区間賞でひっくり返した。なかでも、4区(8.0875km)の助川颯都(3年)が24分01秒の区間新記録。先頭を走る東洋大牛久との差を1分01秒から16秒まで縮めた。続く、5区(3km)の三代田宏太朗(2年)が区間タイの8分35秒で走破し、逆転に成功。その後はトップをひた走り、最終7区(5km)の木代博也(3年)も14分42秒の区間新で締めて、14年連続17回目の全国切符を手にした。

東洋大牛久は34秒差で2位。1区(10km)の宮崎優(2年)が29分57秒で首位発進すると、2区の村田彪吾(3年)も区間賞に輝いた。5区途中まで先頭を走ったものの、3年ぶりの全国出場はならなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

女子の茨城キリストは1区の後藤凜那(3年)、2区の小野真緒(3年)、3区の渡邉珠有(3年)が3連続区間賞。特に3区の渡邉は3kmを9分43秒の区間タイ記録で走破し、リードを1分03秒まで拡大した。その後は水城が4区・舛井遥南(2年)と5区・畠山美希(1年)の連続区間賞で追い上げたものの、茨城キリストが先頭を守って34秒先着。3年連続25回目の全国大会出場を決めた。

全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

茨城県高校駅伝は10月27日、ひたちなか総合運動公園周辺周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は水城が2時間6分27秒で、女子(5区間21.0975km)は茨城キリストが1時間11分17秒でいずれも3連覇を果たした。 男子の水城は2区終了時点で、トップと1分07秒差の3位だったが、3区以降5連続区間賞でひっくり返した。なかでも、4区(8.0875km)の助川颯都(3年)が24分01秒の区間新記録。先頭を走る東洋大牛久との差を1分01秒から16秒まで縮めた。続く、5区(3km)の三代田宏太朗(2年)が区間タイの8分35秒で走破し、逆転に成功。その後はトップをひた走り、最終7区(5km)の木代博也(3年)も14分42秒の区間新で締めて、14年連続17回目の全国切符を手にした。 東洋大牛久は34秒差で2位。1区(10km)の宮崎優(2年)が29分57秒で首位発進すると、2区の村田彪吾(3年)も区間賞に輝いた。5区途中まで先頭を走ったものの、3年ぶりの全国出場はならなかった。 女子の茨城キリストは1区の後藤凜那(3年)、2区の小野真緒(3年)、3区の渡邉珠有(3年)が3連続区間賞。特に3区の渡邉は3kmを9分43秒の区間タイ記録で走破し、リードを1分03秒まで拡大した。その後は水城が4区・舛井遥南(2年)と5区・畠山美希(1年)の連続区間賞で追い上げたものの、茨城キリストが先頭を守って34秒先着。3年連続25回目の全国大会出場を決めた。 全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

NEWS 女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top