2022.06.16
夏のインターハイを懸けた地区予選となる東北大会が6月14日から17日まで、青森市の新青森県総合運動公園陸上競技場で行われている。初日の男子1500mでは、工藤信太朗(一関学院3岩手)が3分50秒58で制覇。翌日の5000mも14分06秒20で勝ち、いずれも自己ベストで2冠を達成した。
6月12日のU20日本選手権3000mを8分08秒05の大会新記録で優勝した工藤。13日に大阪から帰郷し、準備を整えて青森に入ったという。「脚には疲労があった」状態で東北大会を迎えた。
1500mは昨年のインターハイ5位の大野聖登(秋田工3)を中心に展開。工藤は残り300m辺りで2番手に浮上し、先行する大野にジワジワと迫る。逆転劇は最後の直線。切れ味鋭いスパートでトップを奪った。
「疲れが残る中で勝つことができて、成長したかなと思います」と充実した様子で振り返った。
さらに、5000mでも快走を演じた。最初の1000mを2分57秒で通過した後、自己ベスト13分45秒34のジョセフ・ムイガイ(青森山田3)が飛び出す。3000mは8分30秒で通過し、後続の集団とは10~11秒差。だが、そこから差が徐々に詰まってくる。「(ムイガイ選手の)調子があまり良くないのかな」と工藤。大湊柊翔(学法石川3福島)らとともに追いかけた。
ラスト300m付近でムイガイをとらえると、工藤は残り150mあたりで先行する大湊を抜いた。岩手県高校新記録で2つ目の東北タイトルを獲得。「持ち味を出すことができてホッとしています」。
中学時代はソフトテニス部に所属しながら、陸上の大会や駅伝に出場。中3冬に3000mで8分42秒54をマークして、高校は陸上に絞った。昨年までの自己ベストは1500m4分01秒20(21年)、5000m14分30秒67(20年)だったが、今季は大きく成長。特にU20日本選手権からのこの4日間で大きくステップアップした。それでも、「驚きの結果です。僕自身は全国のトップ選手とは思っていません。もっと強くなりたい」と謙虚に話している。
男子砲丸投では、昨年のインターハイ6位の東海林慎也(山形中央3)が最終投てきで17m07をマーク。2017年に佐藤皓人(日大東北・福島)が打ち立てた大会記録(16m87)を5年ぶりに更新し、前回に続いて優勝した。
それでも「今日はブロックがうまくできずに、記録が出ませんでした」と東海林。山形県大会で17m31をプットしているだけに、大会新Vにも納得していない。
U20日本選手権では2位(17m17)。高校歴代5位の18m01をマークした山田暉斗(法政二3神奈川)に圧倒された。インターハイ優勝を狙っているだけに、自己ベストの大幅な更新が大きなテーマだ。「ウエイトトレーニングなどでパワーをつけて臨みたいです」と力を込めた。
この他、女子1500mでは壁谷衿奈(仙台育英2宮城)が4分19秒58でV。7位が4分22秒台という好レースだった。 男子走幅跳では新渕蒼太(花巻東3岩手)が7m50(+3.7)で優勝。強い追い風でトップ8全員が7m台をマークした。上位5人が0.10秒差と混戦だった男子100mは、齋藤慧舟(日大東北3福島)が10秒67(-0.4)で制し、同タイム着差ありで安齋由一郎(福島東3)が2位に入った。女子4×100mリレーは山形中央が47秒18で制覇。2走の赤坂美玲(3年)は400mでも56秒94で制している。
地区大会は全11地区で開催。各種目上位6名(競歩、女子棒高跳、三段跳、ハンマー投は上位4位、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)が全国大会に出場。インターハイは8月3日から7日まで徳島県で開催される。
◇インターハイ東北大会(6月14日~17日/青森市)夏のインターハイを懸けた地区予選となる東北大会が6月14日から17日まで、青森市の新青森県総合運動公園陸上競技場で行われている。初日の男子1500mでは、工藤信太朗(一関学院3岩手)が3分50秒58で制覇。翌日の5000mも14分06秒20で勝ち、いずれも自己ベストで2冠を達成した。6月12日のU20日本選手権3000mを8分08秒05の大会新記録で優勝した工藤。13日に大阪から帰郷し、準備を整えて青森に入ったという。「脚には疲労があった」状態で東北大会を迎えた。1500mは昨年のインターハイ5位の大野聖登(秋田工3)を中心に展開。工藤は残り300m辺りで2番手に浮上し、先行する大野にジワジワと迫る。逆転劇は最後の直線。切れ味鋭いスパートでトップを奪った。「疲れが残る中で勝つことができて、成長したかなと思います」と充実した様子で振り返った。さらに、5000mでも快走を演じた。最初の1000mを2分57秒で通過した後、自己ベスト13分45秒34のジョセフ・ムイガイ(青森山田3)が飛び出す。3000mは8分30秒で通過し、後続の集団とは10~11秒差。だが、そこから差が徐々に詰まってくる。「(ムイガイ選手の)調子があまり良くないのかな」と工藤。大湊柊翔(学法石川3福島)らとともに追いかけた。ラスト300m付近でムイガイをとらえると、工藤は残り150mあたりで先行する大湊を抜いた。岩手県高校新記録で2つ目の東北タイトルを獲得。「持ち味を出すことができてホッとしています」。中学時代はソフトテニス部に所属しながら、陸上の大会や駅伝に出場。中3冬に3000mで8分42秒54をマークして、高校は陸上に絞った。昨年までの自己ベストは1500m4分01秒20(21年)、5000m14分30秒67(20年)だったが、今季は大きく成長。特にU20日本選手権からのこの4日間で大きくステップアップした。それでも、「驚きの結果です。僕自身は全国のトップ選手とは思っていません。もっと強くなりたい」と謙虚に話している。
男子砲丸投では、昨年のインターハイ6位の東海林慎也(山形中央3)が最終投てきで17m07をマーク。2017年に佐藤皓人(日大東北・福島)が打ち立てた大会記録(16m87)を5年ぶりに更新し、前回に続いて優勝した。それでも「今日はブロックがうまくできずに、記録が出ませんでした」と東海林。山形県大会で17m31をプットしているだけに、大会新Vにも納得していない。U20日本選手権では2位(17m17)。高校歴代5位の18m01をマークした山田暉斗(法政二3神奈川)に圧倒された。インターハイ優勝を狙っているだけに、自己ベストの大幅な更新が大きなテーマだ。「ウエイトトレーニングなどでパワーをつけて臨みたいです」と力を込めた。この他、女子1500mでは壁谷衿奈(仙台育英2宮城)が4分19秒58でV。7位が4分22秒台という好レースだった。 男子走幅跳では新渕蒼太(花巻東3岩手)が7m50(+3.7)で優勝。強い追い風でトップ8全員が7m台をマークした。上位5人が0.10秒差と混戦だった男子100mは、齋藤慧舟(日大東北3福島)が10秒67(-0.4)で制し、同タイム着差ありで安齋由一郎(福島東3)が2位に入った。女子4×100mリレーは山形中央が47秒18で制覇。2走の赤坂美玲(3年)は400mでも56秒94で制している。地区大会は全11地区で開催。各種目上位6名(競歩、女子棒高跳、三段跳、ハンマー投は上位4位、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)が全国大会に出場。インターハイは8月3日から7日まで徳島県で開催される。RECOMMENDED おすすめの記事
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