多田修平は60m決勝を欠場 世界室内で「どれだけ通用するか試したい」/日本選手権室内
◇日本選手権・室内競技(3月12、13日/大阪城ホール)
男子100mで東京五輪代表で日本選手権優勝の多田修平(住友電工)が60mに出場。予選で6秒70をマークしたが、決勝は棄権した。
新型コロナウイルスのワクチン接種3回目の影響で「身体が重たい状態が少し続いている」ため、控えている世界室内に向けて「疲労を残さないように」と判断した。
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今季は東京五輪後に語っていたようにウエイトトレーニングで身体を大きくし、パワーアップを図ったという多田。体重も2~3kg増え、「力がついている感触がある」と手応えを感じている。
今季は日本選手権連覇、そして9秒台、世界選手権決勝が最大目標。さらに「リレーでもメダルを取りたい」と強い思いをにじませる。まずは世界室内で「得意のスタート部分でどれだけ通用するのか試したいです」と多田。地元・大阪でまずは元気な姿を見せた多田は明日、ベオグラードに向けて出国する。
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