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Playback2021日本記録/男子マイルが東京五輪で3分00秒76!日本記録に25年ぶりに並ぶ


2021年は21個もの日本記録(タイ記録含む)が誕生した。東京五輪イヤーという特別な1年に樹立された日本記録を振り返っていく。

25年ぶりの日本タイ記録

男子4×400mリレーは5月にポーランド・シレジアで行われた世界リレーで、3分04秒45の2位。五輪、世界選手権、世界リレーという主要国際大会で初めて表彰台に上り、東京五輪出場権を獲得した。ウォルシュ・ジュリアン(富士通)ら、有力選手に故障が相次いだ中でつかみとった切符。その結果に五輪での期待も高まった。

夏の本番では、伊東利来也(三菱マテリアル)、川端魁人(三重県教員AC)、佐藤拳太郎(富士通)、鈴木碧斗(東洋大)という世界リレー決勝と同じオーダーで予選に出場した日本は、3分00秒76をマークし予選2組5着でフィニッシュ。1996年アトランタ五輪での日本記録に25年ぶりに並ぶ日本タイ記録を樹立した。

だが、日本タイ記録にもメンバーたちは「記録を見るとうれしいですが、2分台を出さないと決勝に行けない。それが世界との差」(伊東)、「何年も前に出された記録をずっと超えられなかった」(佐藤)と冷静に振り返る。

ファイナル出場にはあと一歩届かなかった。だが、男子マイルが東京五輪という大きな舞台で日本タイ記録をマークしたことは、男子マイル復活の兆しだった。

◇男子4×400mリレー日本歴代10傑
3.00.76 五輪代表(アトランタ) 1996. 8. 3
(苅部,伊東浩,小坂田,大森)
3.00.76 五輪代表(東京) 2021. 8. 6
(伊東利,川端,佐藤拳,鈴木)
3.00.99 五輪代表(アテネ)   2004. 8.28
(山口,小坂田,伊藤,佐藤光)
3.01.04 日本代表(テグ国際)  2012. 5.16
(高瀬,金丸,石塚,中野)
3.01.26 世界選手権代表(東京) 1991. 8.31
(小中冨,高野,渡邉,伊東)
3.01.35 五輪代表(バルセロナ) 1992. 8. 7
(簡,高野,齋藤,渡辺)
3.01.46 世界選手権代表(イエテボリ) 1995. 8.12
(苅部,齋藤,山崎,簡)
3.01.70 アジア大会代表(バンコク) 1998.12.19
(小坂田,田端,簡,苅部)
3.01.70 日本代表A(国際GP大阪) 2004. 5. 8
(小坂田,山口,伊藤,田端)
3.01.94 アジア大会代表(ジャカルタ) 2018. 8.30
(ウォルシュ,小池,安部,飯塚)

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