写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技4日目
陸上競技4日目のモーニングセッション、男子走幅跳決勝は劇的な展開となった。
リードしたのはJ.M.エチェバリア(キューバ)。予選で8m50を跳んで一発で決勝進出し、決勝では1回目に8m09(+0.1)。3回目に8m41(+0.2)を跳んでトップに立った。同じくキューバのM.マッソーが1回目に8m21(+0.4)。上位を占めた。
だが、最終6回目。それまで8m15だったM.テントグルー(ギリシャ)が魅せる。今季は8m60を跳んでリストトップだったテントグルー。大きな助走からジャンプすると、8mラインを大きく上回る。示された記録は8m41(+0.1)。エチェバリアと並び、セカンド記録の差でトップに立った。
エチェバリアは4回目に脚をつったような仕草を見せており、5回目をパスしていた。再逆転を狙った6回目の助走中にやはり脚を痛めて踏み切りまで行けず。マッソーも脚を痛めてパスしたため、テントグルーの金メダルが大逆転で決まった。この種目ではギリシャ勢初の金メダル。エチェバリアが銀、マッソーが銅とキューバがメダル2つを占めた。
日本人37年ぶりに決勝進出を果たした橋岡は6位。最終6回目に8m10(+0.0)をマークした。
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