2012年からヤマダホールディングスの監督を務めていた森川賢一氏が、同日付でシスメックス女子陸上部監督に就任することが同社から発表された。森川氏は京都教育大卒、京都府内の高校教員を務めたのち、2005年に佛教大で指導に当たり、09、10年には佛教大を全日本大学女子駅伝連覇に導いた。また、大学時代から指導してきた西原加純もシスメックスへ移籍。竹地志帆も現役を引退し、マネージャーとしてシスメックスへ移ることもわかった。
森川新監督は「競技はもちろん、社会人として競技者として人間性を成長させることを主眼とし、地元の皆様
に愛されるチームを選手、スタッフと共に創り上げていきたいと思っています。そしてこのチームから世界の舞台に飛び出す選手を育成して参ります」とコメントしている。シスメックスは女子マラソン日本記録保持者の野口みずきが現役時代に所属。昨年の全日本実業団対抗女子駅伝は20位だった。
また、群馬・常磐高校で監督を務めた高木雅一氏が2月16日付でヤマダホールディングスの監督に就任すると同社が発表した。高木氏は東海大を卒業後、1987年に常磐高の監督に就任。全国高校駅伝20回出場、入賞9回の強豪校へと押し上げ、2015年には準優勝を果たした。また、個人でも数々のトップ選手を育成。今回、就任するに当たり、高校時代からの教え子でもある岡本春美も三井住友海上から移籍する。
高木新監督は同社を通じ、「実績あるチームで指導させていただくことは誠に光栄であります。社会人としての人間形成、世界で戦える選手の育成、そして地域、会社の皆様に応援され愛されるチーム作りを目指したいと思います」とコメントしている。ヤマダホールディングスは昨年の全日本実業団対抗女子駅伝で6位だった。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.16
競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価
愛知県スポーツ顕彰授与式が6月16日に行われ、男子競歩の山西利和(愛知製鋼)がスポーツ功労賞を受賞した。 同賞は愛知県出身、もしくは県内を拠点としている選手に贈られるもので、2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10 […]
2025.06.16
砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道
広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、男 […]
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会