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2026.09.13

棒高跳・諸田実咲が日本新 やり投世界陸上標準突破の上田百寧がV 男子100mはデーデー・ブルーノ/全日本実業団
棒高跳・諸田実咲が日本新 やり投世界陸上標準突破の上田百寧がV 男子100mはデーデー・ブルーノ/全日本実業団

◇第74回全日本実業団対抗選手権(9月11~13日/京都・たけびしスタジアム京都)2日目

第74回全日本実業団対抗選手権の2日目が行われ、女子棒高跳では名古屋アジア大会代表の諸田実咲(アットホーム)が4m51の日本新記録で優勝した。

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5月の木南記念では4m50の日本記録をマークしていた諸田。「今日は記録を狙いに行く意識はなくて……」と本人も予想外の記録だった。

「自分で走ろうとし過ぎてしまっていた」という助走を課題にもって挑んだ今大会。決して満足のいく助走が今回もできたわけではなかったが、「良くなくても跳べるんだという感想です」と地力がついていることを実感していた。

今大会で使用したポールは4m50を跳んだ時と同じ14フィート、155ポンド。「それをしっかり曲げ込めれば、4m50くらいの高さが出ることは再確認できました」と自分の現在地を知ることができたようだ。

「4m60の高さがどんなものなのかをしっかり体感する目的で」と次は4m61に挑戦。3回目は成功したように思われたが、マットに着地した後に身体にわずかに振れたバーが落ち、惜しくも失敗となった。

「4m60は跳べるなというのは今日で思いましたし、一個上の硬いポールを使いこなせれば、4m65や70が見えてくると思いました」とさらなる記録向上に手応えを感じていた諸田。アジア大会では「優勝を目標にして、自分のベストパフォーマンスを発揮するだけなので、しっかり準備したいです」と意気込んでいた。同じくアジア大会代表の大坂谷明里(愛媛競技力本部)は4m10で2位だった。

女子やり投では上田百寧(ゼンリン)が58m90で優勝。8月下旬にポーランドで行われた世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズ大会のズビグニェフ・ルトヴィホフスキ記念で北京世界選手権の参加標準記録(63m40)を突破する日本歴代3位の63m50を放っている。「3投以内に60mは越えないといけないというのがあったので、それが達成できなかったのは残念」と話しつつも、「明後日にまたポーランドに出発して試合に出るので、気持ちを切り替えて、良い投げができるようにしたい」と前を向いていた。

日本選手権が終わってからは冬季練習のような練習メニューを組んで、スピードや筋力の向上に務めてきたそうで、「練習で鍛え上げたぶん、距離が出た感じです」と記録向上の要因を語り、来年の北京世界選手権での8位入賞を目標に掲げている。2位は57m45でアジア大会代表の武本紗栄(オリコ)が入った。

男子5000m競歩では古賀友太(大塚製薬)が残り1周で抜け出し、18分19秒45の大会新記録で優勝。18分21秒46で2位の髙橋和生(ADワークスグループ)、18分23秒96で3位の丸尾知司(愛知製鋼)、18分28秒42で4位の原圭佑(愛知製鋼)までが2020年に山西利和(愛知製鋼)がマークした18分34秒88の大会記録を上回った。

女子400mでは4×400mリレーと混合4×400mリレーでアジア大会代表に選ばれている寺本葵(アットホーム)が53秒78で優勝。同種目代表の森山静穂(いちご)が53秒93で2位に入った。

女子走幅跳ではアジア大会代表の秦澄美鈴(住友電工)が6m23(+0.2)で2連覇を達成。北田莉亜(メイスンワーク)が6m16(+1.9)の2位で続き、同代表の髙良彩花(JAL)は6m15(+0.9)で3位だった。

男子棒高跳はアジア大会代表の柄澤智哉(東日本三菱自動車販売)が5m50で初優勝。2位は5m40で来間弘樹(中国連盟)が2位に食い込んだ。アジア大会代の江島雅紀(富士通)は来間と同記録ながら試技数差で3位だった。

男子砲丸投では日本記録保持者の奥村仁志(センコー)が18m14で4連覇を達成。男子100mはデーデー・ブルーノ(セイコー)が10秒13(+0.8)で初制覇した。アジア大会代表の多田修平(住友電工)は予選を棄権している。

女子100mでは君嶋愛梨沙(土木管理総合)11秒41(+1.6)で初優勝を果たし、青野朱李(NDソフト)が11秒42の自己ベストで2位となった。予選ではアジア大会代表の御家瀬緑(住友電工)が11秒52(+0.6)、4×100mリレー代表の青木益未(七十七銀行)は11秒47(+1.2)でそれぞれ組1着だったが、2人とも決勝は欠場している。

文/馬場遼

◇第74回全日本実業団対抗選手権(9月11~13日/京都・たけびしスタジアム京都)2日目第74回全日本実業団対抗選手権の2日目が行われ、女子棒高跳では名古屋アジア大会代表の諸田実咲(アットホーム)が4m51の日本新記録で優勝した。5月の木南記念では4m50の日本記録をマークしていた諸田。「今日は記録を狙いに行く意識はなくて……」と本人も予想外の記録だった。「自分で走ろうとし過ぎてしまっていた」という助走を課題にもって挑んだ今大会。決して満足のいく助走が今回もできたわけではなかったが、「良くなくても跳べるんだという感想です」と地力がついていることを実感していた。今大会で使用したポールは4m50を跳んだ時と同じ14フィート、155ポンド。「それをしっかり曲げ込めれば、4m50くらいの高さが出ることは再確認できました」と自分の現在地を知ることができたようだ。「4m60の高さがどんなものなのかをしっかり体感する目的で」と次は4m61に挑戦。3回目は成功したように思われたが、マットに着地した後に身体にわずかに振れたバーが落ち、惜しくも失敗となった。「4m60は跳べるなというのは今日で思いましたし、一個上の硬いポールを使いこなせれば、4m65や70が見えてくると思いました」とさらなる記録向上に手応えを感じていた諸田。アジア大会では「優勝を目標にして、自分のベストパフォーマンスを発揮するだけなので、しっかり準備したいです」と意気込んでいた。同じくアジア大会代表の大坂谷明里(愛媛競技力本部)は4m10で2位だった。女子やり投では上田百寧(ゼンリン)が58m90で優勝。8月下旬にポーランドで行われた世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズ大会のズビグニェフ・ルトヴィホフスキ記念で北京世界選手権の参加標準記録(63m40)を突破する日本歴代3位の63m50を放っている。「3投以内に60mは越えないといけないというのがあったので、それが達成できなかったのは残念」と話しつつも、「明後日にまたポーランドに出発して試合に出るので、気持ちを切り替えて、良い投げができるようにしたい」と前を向いていた。日本選手権が終わってからは冬季練習のような練習メニューを組んで、スピードや筋力の向上に務めてきたそうで、「練習で鍛え上げたぶん、距離が出た感じです」と記録向上の要因を語り、来年の北京世界選手権での8位入賞を目標に掲げている。2位は57m45でアジア大会代表の武本紗栄(オリコ)が入った。男子5000m競歩では古賀友太(大塚製薬)が残り1周で抜け出し、18分19秒45の大会新記録で優勝。18分21秒46で2位の髙橋和生(ADワークスグループ)、18分23秒96で3位の丸尾知司(愛知製鋼)、18分28秒42で4位の原圭佑(愛知製鋼)までが2020年に山西利和(愛知製鋼)がマークした18分34秒88の大会記録を上回った。女子400mでは4×400mリレーと混合4×400mリレーでアジア大会代表に選ばれている寺本葵(アットホーム)が53秒78で優勝。同種目代表の森山静穂(いちご)が53秒93で2位に入った。女子走幅跳ではアジア大会代表の秦澄美鈴(住友電工)が6m23(+0.2)で2連覇を達成。北田莉亜(メイスンワーク)が6m16(+1.9)の2位で続き、同代表の髙良彩花(JAL)は6m15(+0.9)で3位だった。男子棒高跳はアジア大会代表の柄澤智哉(東日本三菱自動車販売)が5m50で初優勝。2位は5m40で来間弘樹(中国連盟)が2位に食い込んだ。アジア大会代の江島雅紀(富士通)は来間と同記録ながら試技数差で3位だった。男子砲丸投では日本記録保持者の奥村仁志(センコー)が18m14で4連覇を達成。男子100mはデーデー・ブルーノ(セイコー)が10秒13(+0.8)で初制覇した。アジア大会代表の多田修平(住友電工)は予選を棄権している。女子100mでは君嶋愛梨沙(土木管理総合)11秒41(+1.6)で初優勝を果たし、青野朱李(NDソフト)が11秒42の自己ベストで2位となった。予選ではアジア大会代表の御家瀬緑(住友電工)が11秒52(+0.6)、4×100mリレー代表の青木益未(七十七銀行)は11秒47(+1.2)でそれぞれ組1着だったが、2人とも決勝は欠場している。文/馬場遼

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