2026.09.12
ソニー株式会社と世界陸連(WA)は世界アルティメット選手権おいて、「革新的な中継映像の創出に取り組む」ことを9月9日に発表。大会初日の9月11日に、その映像を世界に披露した。
今回の取り組みは独自の光学トラッキング技術を活用し、短距離種目の決定的瞬間であるフィニッシュシーンを3DCG映像として再現し、可視化させるというもの。陸上競技を新たな視点で楽しむ機会を提供し、世界トップレベルの選手たちのパフォーマンスをよりわかりやすく伝えることを目指した実証実験として行われている。
映像は大会の国際映像に統合され、BBC(英国)、NBCUniversal(米国)、CCTV(中国)、ARD/ZDF(ドイツ)、NRK(ノルウェー)、SVT(スウェーデン)、L’Équipe(フランス)、CPSL(カリブ地域)、Polsat(ポーランド)、TBS(日本)など30局以上の放送事業者を通じて配信される予定だ。
ソニーは2024年1月にWAとオフィシャルグローバルパートナー契約を締結。契約期間は2024年から26年末までの3年間で、24年3月の世界室内選手権を皮切りに、昨年の東京世界選手権などWA主催大会をサポートしてきた。常々、陸上の「イノベーション」を模索するWAのセバスチャン・コー会長からも、「イノベーションでは革新的な企業。我々の競技の成長にもつながる」と期待を寄せられていた。
その中で、昨年の東京世界選手権ではソニーのグループ会社であるHawk-Eye Innovations(ホークアイ)の審判判定支援が導入。大会期間を通じて正確かつ効率的な判定に貢献している。
契約最終年に当たる今年のメインとなったのが、この世界アルティメット選手権。WAが「陸上競技をより魅力的なものとするための、新たなかたちでの競技会」「陸上界の大スターばかりが出場する世界的なイベント」を掲げ、初開催を迎えたこの大会で、陸上の見せ方そのものを進化させる「中継におけるイノベーション」を起こす取り組みが進められた。
ソニー執行役員の平位文淳氏は「本取り組みを通じて、ファンの皆さまに競技が持つ感動や緊張感、そしてその背景にあるストーリーをより身近に感じていただけることを期待しています」とコメント。WAのアン・ダン・ズィ氏も「ソニーとの協業により、放送におけるストーリーテリングや技術、放送映像の拡張の可能性を探求し、これまでにない映像体験を創出することで、アスリートたちの卓越したパフォーマンスをより深く理解していただけると期待しています」としている。
陸上競技における決定的な瞬間をよりわかりやすく、没入感のある魅力的な映像で、世界中に届ける。ソニーとWAが最先端の放送技術を駆使し、新たな“イノベーション”を創出する。
ソニーの“イノベーション男子110mH準決勝”フィニッシュシーンの映像をチェック!
https://youtu.be/LcsrNMjyN_URECOMMENDED おすすめの記事
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