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2025.10.26

前回女王・立命大は5位「前半から出し切れなかった」98年からのトップ5継続/全日本大学女子駅伝
前回女王・立命大は5位「前半から出し切れなかった」98年からのトップ5継続/全日本大学女子駅伝

アンカーの池田悠音(左)を出迎える立命大の選手たち

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km)

第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。

連覇を狙った立命大は、2時間5分13秒の5位でフィニッシュ。98年から続くトップ5以内は確保したが、2000年以来の5位という順位に「前半から出し切れませんでした」と杉村憲一監督は肩を落とした。

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9年ぶり11回目の頂点に立った前回と同様、前半から主導権を取りに行った。2年連続1区の太田咲雪(3年)はトップ・城西大から3秒差の2位と役目を果たす。

だが、そこから流れに乗り切れず、城西大の背中が遠のく。3区の山本釉未(2年)も2区区間新だった前回の快走を再現できず、2位から3位に順位を落とすと、4区で5位に。5区の主将・土屋舞琴(4年)も巻き返しはかなわなかった。

杉村監督は年間をとおした取り組みについて課題を挙げる。「前半シーズンからうまく走れず、駅伝に向けて勝つところまで届かない状態だったのかなと思います」。土屋は7月のワールドユニバーシティゲームズ・ハーフマラソンで銀メダルと力を示していたが、「自分が出すべき力をもっと出さないといけなかった」と振り返る。

それでも、調整途上の中での今回の結果を「富士山ではもっと上げられる」(杉村監督)と前向きに捉える。

土屋も「チーム全体としてもっと仕上げられると思うので、富士山に向けてがんばりたい」と話し、太田も「今日までの取り組みの良かったところ、悪かったところをしっかり受け止めて、自分がチームを変えられるように準備していきたい」と力強く話した。

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。 連覇を狙った立命大は、2時間5分13秒の5位でフィニッシュ。98年から続くトップ5以内は確保したが、2000年以来の5位という順位に「前半から出し切れませんでした」と杉村憲一監督は肩を落とした。 9年ぶり11回目の頂点に立った前回と同様、前半から主導権を取りに行った。2年連続1区の太田咲雪(3年)はトップ・城西大から3秒差の2位と役目を果たす。 だが、そこから流れに乗り切れず、城西大の背中が遠のく。3区の山本釉未(2年)も2区区間新だった前回の快走を再現できず、2位から3位に順位を落とすと、4区で5位に。5区の主将・土屋舞琴(4年)も巻き返しはかなわなかった。 杉村監督は年間をとおした取り組みについて課題を挙げる。「前半シーズンからうまく走れず、駅伝に向けて勝つところまで届かない状態だったのかなと思います」。土屋は7月のワールドユニバーシティゲームズ・ハーフマラソンで銀メダルと力を示していたが、「自分が出すべき力をもっと出さないといけなかった」と振り返る。 それでも、調整途上の中での今回の結果を「富士山ではもっと上げられる」(杉村監督)と前向きに捉える。 土屋も「チーム全体としてもっと仕上げられると思うので、富士山に向けてがんばりたい」と話し、太田も「今日までの取り組みの良かったところ、悪かったところをしっかり受け止めて、自分がチームを変えられるように準備していきたい」と力強く話した。

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