8月27日、男子走幅跳で今年の日本選手権を制した山浦渓斗(勝浦ゴルフ倶楽部)が、前十字靭帯および外側側副靭帯の損傷により、9月に開催される東京世界選手権の出場を断念することを自身のSNSで表明した。
24歳の山浦は長野県出身。国武大進学後に急成長を遂げ、関東インカレ(2部)で優勝したほか、24年には8m13をマークした。今季は初の日本代表として5月のアジア選手権に出場し、8m08(+0.1)で銅メダルを獲得。さらに7月の日本選手権では8m14(+0.3)を跳び、初優勝を飾っていた。
日本選手権後のワールドランキングでは25位につけ、世界選手権出場圏内を確保。「欧州の選手がポイントを上げてくると思う」と語り、参加標準記録(8m27)の突破を目指していたが、カナダ遠征中に手術を要する大ケガを負い、緊急帰国する事態となった。最新ランキングでも出場権を維持していたものの、回復を優先して出場を断念した。
山浦はSNSで「今年はもっと遠くに跳べると思っていたので、こんな形で東京世界陸上を諦め、シーズンが終わってしまい、人生そう甘くないと痛感しました」と苦しい胸の内を明かし、「まずは元通りの生活を送れるように、そしてもう一度世界へ挑戦する為に強くなって競技場に戻ってこようと思います」と再起を誓った。
男子走幅跳には36人が出場可能で、日本勢は橋岡優輝(富士通)と津波響樹(大塚製薬)が出場権を獲得。日本人4番手の伊藤陸(スズキ)はランキングで42位となっている。
【画像】世界陸上出場を断念したことを発表した山浦渓斗
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