HOME 国内

2025.07.30

ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか
ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

25年ベルリンマラソンにエントリーした赤﨑暁と鈴木健吾

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が主催者から発表され、日本男子のトップランナーたちが名を連ねた。

パリ五輪6位入賞の赤﨑暁(九電工)は、出場となれば3月の東京以来となるマラソン。東京世界選手権代表入りは逃したが、パリ後から語る「日本記録更新」を目指して、世界屈指の高速コースに初挑戦する。

2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)は、21年シカゴ以来の海外マラソン。この時は2時間8分50秒で4位に食い込んでいる。ここ数年は度重なるケガの影響でレースから遠ざかる時期があるなど苦戦が続いていたが、2月の大阪で8位ながら自己3番目の2時間6分18秒をマークし、復活への一歩を刻んでいる。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、細谷恭平(黒崎播磨)、浦野雄平(富士通)らが登録した。

2028年ロサンゼルス五輪のマラソン代表選考がすでにスタートしており、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ内で「MGCファストパス設定記録(2時間3分59秒)」を突破した選手のうち、最速タイムの1名が2027年3月に代表に内定する。ワールドマラソンメジャーズもMGCシリーズに組み込まれており、ここでファストパス記録を突破できれば、代表選考で一歩リードすることになる。

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が主催者から発表され、日本男子のトップランナーたちが名を連ねた。 パリ五輪6位入賞の赤﨑暁(九電工)は、出場となれば3月の東京以来となるマラソン。東京世界選手権代表入りは逃したが、パリ後から語る「日本記録更新」を目指して、世界屈指の高速コースに初挑戦する。 2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)は、21年シカゴ以来の海外マラソン。この時は2時間8分50秒で4位に食い込んでいる。ここ数年は度重なるケガの影響でレースから遠ざかる時期があるなど苦戦が続いていたが、2月の大阪で8位ながら自己3番目の2時間6分18秒をマークし、復活への一歩を刻んでいる。 このほか、細谷恭平(黒崎播磨)、浦野雄平(富士通)らが登録した。 2028年ロサンゼルス五輪のマラソン代表選考がすでにスタートしており、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ内で「MGCファストパス設定記録(2時間3分59秒)」を突破した選手のうち、最速タイムの1名が2027年3月に代表に内定する。ワールドマラソンメジャーズもMGCシリーズに組み込まれており、ここでファストパス記録を突破できれば、代表選考で一歩リードすることになる。

ベルリンマラソン男子招待選手

M.メンゲシャ(エチオピア) S.サウェ(ケニア) G.ゲアイ(タンザニア) H.アレウ(エチオピア) G.アドラ(エチオピア) L.ゲブレシラセ(エチオピア) T.デリバ(エチオピア) D.マテイコ(ケニア) H.テケル(エチオピア) C.デベレ(エチオピア) 鈴木健吾(富士通) C.レガサ(エチオピア) S.マイル(ケニア) Y.アダネ(エチオピア) T.ノヴァレス(スペイン) 細谷恭平(黒崎播磨) 市山翼(サンベルクス) 浦野雄平(富士通) 大六野秀畝(旭化成) 赤﨑暁(九電工)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.29

秋田で開催予定の東北高校駅伝 クマ出没のためトラックレースに変更

10月29日、秋田陸協ならびに東北高体連陸上競技専門部は、11月6日に開催予定の東北高校駅伝をトラックレース形式で実施すると発表した。駅伝コースの近辺でクマの目撃が相次いでいるための措置としている。 東北高校駅伝は東北6 […]

NEWS 田中希実がホノルルマラソンの1マイルに3年連続出場へ!前回上位占めたライバルたちと再戦

2025.10.29

田中希実がホノルルマラソンの1マイルに3年連続出場へ!前回上位占めたライバルたちと再戦

「ホノルルマラソン2025」の前日に開催される1マイルレース「カラカウアメリーマイル」に、東京世界選手権代表の田中希実(New Balance)がエントリーしたことがわかった。これで3年連続となる。 同レースはハワイ・ワ […]

NEWS ブダペスト代表の西山和弥、15年連続の川内優輝らが招待選手に/防府読売マラソン

2025.10.29

ブダペスト代表の西山和弥、15年連続の川内優輝らが招待選手に/防府読売マラソン

防府読売マラソン大会事務局は10月29日、MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソン(男子G1)のエントリー選手を発表した。 男子招待選手は23年ブダペスト世界選手権代表の西山和弥(トヨタ自動車)、パリ五輪M […]

NEWS 世界陸連がトレッドミルの世界選手権「RUN X」の開催を発表!総額賞金10万ドル&世界ロードランニング選手権の出場権授与

2025.10.29

世界陸連がトレッドミルの世界選手権「RUN X」の開催を発表!総額賞金10万ドル&世界ロードランニング選手権の出場権授与

世界陸連(WA)は10月27日、イタリアのフィットネス製品メーカー、テクノジムと提携して第1回世界トレッドミル選手権「RUN X」を2026年に開催すると発表した。 「RUN X」では5kmの競技が行われ、予選はテクノジ […]

NEWS 【女子200m】酒井菜夏(金沢ACJr/北鳴中3)24秒37=中学歴代8位タイ

2025.10.29

【女子200m】酒井菜夏(金沢ACJr/北鳴中3)24秒37=中学歴代8位タイ

第3回河北郡市記録会は10月25日、石川県かほく市のうのけ総合公園陸上競技場で行われ、女子200mで酒井菜夏(金沢ACJr/金沢北鳴中3)が中学歴代8位タイ、北信越中学新記録となる24秒37(-0.2)をマークした。 酒 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top