HOME 国内、日本代表

2025.06.08

山西利和がライバル寄せつけず圧勝 川野将虎が2位で日本勢ワンツーフィニッシュ /WA競歩ツアー
山西利和がライバル寄せつけず圧勝 川野将虎が2位で日本勢ワンツーフィニッシュ /WA競歩ツアー

6月7日、世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドの第38回ラ・コルーニャ国際グランプリがスペインで行われ、男子20km競歩で東京世界選手権代表の山西利和(愛知製鋼)が1時間18分15秒で2年連続3回目の優勝を果たした。

同大会は競歩ツアーのなかでも特に格式のある大会として実施され、今回も世界記録保持者の山西のほか、丸尾知司(愛知製鋼)、吉川絢斗(サンベルクス)、川野将虎(旭化成)、勝木 隼人(自衛隊体育学校)と男子の世界選手権の競歩日本代表全員が出場。世界勢も東京五輪20km競歩金メダルのM.スタノ(イタリア)、パリ五輪銀のC.ボンフィム(ブラジル)、35km競歩前世界記録保持者のE.ダンフィー(カナダ)など、そうそうたるメンバーが集まり、さながら9月の世界選手権の前哨戦となった。

広告の下にコンテンツが続きます

レースは1kmを4分03秒と落ち着いたペースで入り、5km手前から徐々にペースアップ。途中で集団から抜け出す選手も現れたが、逃げ切るまでには至らず、しばらくすると先頭集団に吸収される展開が続いた。山西は序盤で警告を1枚受けたものの、落ち着いて集団の前方で歩を進めた。

集団に動きがあったのは10km過ぎ。D.フルタド(コロンビア)が飛び出すと、これを追いかける選手が現れず11kmで2位集団と8秒差に開く。ここで山西が2位集団を引っ張るかたちでペースアップ。12km過ぎにフルタドをかわすと主導権を握った。

山西が1km3分50秒前後のラップを刻むと、集団からは次々と脱落者が現れ、17km地点では山西、川野、R.オルティス(メキシコ)、李陳傑(中国)の4人に。山西は19km手前でさらにスピードを上げると、他の選手はこれについていけず、優勝を決定づけた。

山西は昨年5月からの連勝を8に伸ばし、25年WA競歩ツアー・ゴールドは3戦3勝と国内外の強豪相手に無敗。世界選手権では自身3度目の金メダル獲得に向けて、この上ない状況で挑む。

4秒差の2位には川野が続き、日本勢によるワンツーフィニッシュを達成。オルティスが3位となり、スタノが4位だった。日本勢は勝木が15位、丸尾が18位、野田明宏(自衛隊体育学校)が19位と続いた。

女子20km競歩は35km競歩の世界記録を持つM.ペレス(スペイン)が1時間27分22秒で優勝。岡田久美子(富士通)が1時間29分48秒で日本人最上位の12位に入った。

6月7日、世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドの第38回ラ・コルーニャ国際グランプリがスペインで行われ、男子20km競歩で東京世界選手権代表の山西利和(愛知製鋼)が1時間18分15秒で2年連続3回目の優勝を果たした。 同大会は競歩ツアーのなかでも特に格式のある大会として実施され、今回も世界記録保持者の山西のほか、丸尾知司(愛知製鋼)、吉川絢斗(サンベルクス)、川野将虎(旭化成)、勝木 隼人(自衛隊体育学校)と男子の世界選手権の競歩日本代表全員が出場。世界勢も東京五輪20km競歩金メダルのM.スタノ(イタリア)、パリ五輪銀のC.ボンフィム(ブラジル)、35km競歩前世界記録保持者のE.ダンフィー(カナダ)など、そうそうたるメンバーが集まり、さながら9月の世界選手権の前哨戦となった。 レースは1kmを4分03秒と落ち着いたペースで入り、5km手前から徐々にペースアップ。途中で集団から抜け出す選手も現れたが、逃げ切るまでには至らず、しばらくすると先頭集団に吸収される展開が続いた。山西は序盤で警告を1枚受けたものの、落ち着いて集団の前方で歩を進めた。 集団に動きがあったのは10km過ぎ。D.フルタド(コロンビア)が飛び出すと、これを追いかける選手が現れず11kmで2位集団と8秒差に開く。ここで山西が2位集団を引っ張るかたちでペースアップ。12km過ぎにフルタドをかわすと主導権を握った。 山西が1km3分50秒前後のラップを刻むと、集団からは次々と脱落者が現れ、17km地点では山西、川野、R.オルティス(メキシコ)、李陳傑(中国)の4人に。山西は19km手前でさらにスピードを上げると、他の選手はこれについていけず、優勝を決定づけた。 山西は昨年5月からの連勝を8に伸ばし、25年WA競歩ツアー・ゴールドは3戦3勝と国内外の強豪相手に無敗。世界選手権では自身3度目の金メダル獲得に向けて、この上ない状況で挑む。 4秒差の2位には川野が続き、日本勢によるワンツーフィニッシュを達成。オルティスが3位となり、スタノが4位だった。日本勢は勝木が15位、丸尾が18位、野田明宏(自衛隊体育学校)が19位と続いた。 女子20km競歩は35km競歩の世界記録を持つM.ペレス(スペイン)が1時間27分22秒で優勝。岡田久美子(富士通)が1時間29分48秒で日本人最上位の12位に入った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.06.11

月刊陸上競技2026年7月号

Contents トップアスリート特集&NEWS ノア・ライルズ 魅せたとびきりZENKAIパワー To the top 2026 村竹ラシッド(JAL) 何度跳ね返されても挑み続ける 橋岡優輝(富士通)歩んできた険しい […]

NEWS 日本陸連・有森裕子会長「卓越したリーダーシップとスポーツへの深い愛情で尽力」河野洋平氏逝去に寄せて

2026.06.11

日本陸連・有森裕子会長「卓越したリーダーシップとスポーツへの深い愛情で尽力」河野洋平氏逝去に寄せて

日本陸連の有森裕子会長は、6月11日午後に元日本陸連会長の河野洋平氏が89歳で死去したことが正式に発表されたことを受け、「心より哀悼の意を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」とのコメントを発表した。 第6 […]

NEWS 朝原宣治さんが日本マスターズ連合の会長に就任! 「マスターズ陸上の魅力を社会全体に広げていきたい」

2026.06.11

朝原宣治さんが日本マスターズ連合の会長に就任! 「マスターズ陸上の魅力を社会全体に広げていきたい」

日本マスターズ陸上競技連合は6月11日に理事会を開催し、新会長に北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんを選任したと発表した。 マスターズ陸上は、競技レベルや記録に関係なく、生涯にわたって陸上競技を楽しむ […]

NEWS 100m連覇懸かる桐生祥秀「2連覇とタイムを狙いたい」10年前は「100%悔しさ」/日本選手権

2026.06.11

100m連覇懸かる桐生祥秀「2連覇とタイムを狙いたい」10年前は「100%悔しさ」/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム) 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権を翌日に控え、男子100m前回Vの桐生祥秀(日本生命)が前日会見に登壇した。 広告の下にコンテンツが続き […]

NEWS 坂口はなが投てき3冠に挑戦 女子400mHは楠田ゆうなと笠松悠花が激突! 110mH・髙城昊紀は記録に注目/IH南九州

2026.06.11

坂口はなが投てき3冠に挑戦 女子400mHは楠田ゆうなと笠松悠花が激突! 110mH・髙城昊紀は記録に注目/IH南九州

滋賀インターハイ(7月30日~8月5日)を懸けた地区大会が6月に各地で行われる。 インターハイ南九州地区大会(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)は6月12日から15日まで沖縄県総合運動公園陸上競技場で開かれる。 広告の下にコンテ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年7月号 (6月12日発売)

2026年7月号 (6月12日発売)

特集 村竹&橋岡&諸田
インターハイ特集!

page top