第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。
壮行会は寒風が吹く中での実施となったが、多くの学生や大学関係者が出席。前田康弘監督は「今年のチームは学年も関係なく、非常に愛のある、信頼感のあるチームになっています」と特徴を紹介した。
出雲駅伝は今年で3回目の優勝、全日本大学駅伝も昨年初優勝を飾った。「まだ取っていない、箱根駅伝を見て、ここ1年練習を続けてきました。ここから3週間全身全霊で準備をして、みなさんに良い報告ができるように頑張っていきたいです」と力強く挨拶した。
主将の上原琉翔(4年)は「前回は優勝を目指しながら3位という悔しい結果になってしまいました。先輩方の思いを継承し、今年は総合優勝を目標に掲げています」と呼びかけると、拍手が送られた。
11月の八王子ロングディスタンスで10000m27分台をマークした野中恒亨(3年)は「『日本人留学生』と呼ばれていますが、箱根駅伝では3年生全員が留学生に変化します。國學院の歴史をもう1回変えていく走りをしていきたいです」と力を込めた。
第102回箱根駅伝は1月2日に往路、3日に復路が行われる。
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