HOME 国内、大学

2025.06.05

NEWS
女子4×100mRで学生新3連発!!!福岡大が44秒31「43秒台を出したい」立命大、青学大も好記録/日本IC
女子4×100mRで学生新3連発!!!福岡大が44秒31「43秒台を出したい」立命大、青学大も好記録/日本IC

25年日本インカレ女子4×100mR予選で日本学生新をマークした福岡大

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)1日目

学生日本一を決める日本インカレの1日目が行われ、女子4×100mリレーの予選で好記録が連発した。

強く吹いていた風が落ち着いたこともあり条件に恵まれたこともあり、各校が大記録を立て続けに樹立する。1組目に入った福岡大が44秒31をマーク。柴藤凛(2年)、前田美結子(3年)、大林瑠音(2年)、山形愛羽(2年)のオーダーだった。

従来の学生記録は44秒51。兒玉芽生(現・ミズノ)らを擁して21年に出した先輩たちである福岡大、そして、今年の関西インカレで甲南大がマークしたものだった。

柴藤は「100mの予選でもベストが出て自信を持って走れました。目指してきたのは43秒台だったからこそ出せたタイム」と振り返る。アジア選手権代表で韓国から帰国したばかりのアンカー・山形は「昨年はケガで走れなくて悔しかったので、決勝は絶対に優勝して、あとはタイムを狙うだけ」と力を込めた。

福岡大のメンバーが合流して喜びを分かち合うなか、2組の甲南大も44秒75の好記録。記念撮影を待っていると、3組の立命大が、角良子(4年)、永石小雪(4年)、児島柚月(3年)、瀧野未来(2年)のオーダーで44秒47をマークしてこちらも学生新。永石は「掲示板を見たときは素直にうれしかったです。いったんは喜んで、ここで満足せずに明日に切り替えたい」と力を込めた。

広告の下にコンテンツが続きます

角は中3の全中で100m3位、4×100mリレー9番目で決勝に行けず悔しい思いをした場所。土壇場でメンバー入りし「関西インカレで出した大学新をうれしくもあり、自分も入りたかったという思いがありました。最後のインカレで今回以上の記録を狙って笑顔で終わりたい」と語った。

最終組の青学大も成田朱里(2年)、杉本心結(1年)、倉橋美穂(4年)、佐藤葵唯(3年)のオーダーで44秒39。さらに学生新が誕生した。

成田は「ビックリですが、スタートからの動きが硬かった。明日は改善できる」と話し、ただ1人の4年生である倉橋は「バトンの精度を良くして優勝したい」と意気込んでいた。

歴史に残る名勝負となる予感が漂う女子4×100mリレー決勝は、2日目の18時35分に号砲が鳴る。

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)1日目 学生日本一を決める日本インカレの1日目が行われ、女子4×100mリレーの予選で好記録が連発した。 強く吹いていた風が落ち着いたこともあり条件に恵まれたこともあり、各校が大記録を立て続けに樹立する。1組目に入った福岡大が44秒31をマーク。柴藤凛(2年)、前田美結子(3年)、大林瑠音(2年)、山形愛羽(2年)のオーダーだった。 従来の学生記録は44秒51。兒玉芽生(現・ミズノ)らを擁して21年に出した先輩たちである福岡大、そして、今年の関西インカレで甲南大がマークしたものだった。 柴藤は「100mの予選でもベストが出て自信を持って走れました。目指してきたのは43秒台だったからこそ出せたタイム」と振り返る。アジア選手権代表で韓国から帰国したばかりのアンカー・山形は「昨年はケガで走れなくて悔しかったので、決勝は絶対に優勝して、あとはタイムを狙うだけ」と力を込めた。 福岡大のメンバーが合流して喜びを分かち合うなか、2組の甲南大も44秒75の好記録。記念撮影を待っていると、3組の立命大が、角良子(4年)、永石小雪(4年)、児島柚月(3年)、瀧野未来(2年)のオーダーで44秒47をマークしてこちらも学生新。永石は「掲示板を見たときは素直にうれしかったです。いったんは喜んで、ここで満足せずに明日に切り替えたい」と力を込めた。 角は中3の全中で100m3位、4×100mリレー9番目で決勝に行けず悔しい思いをした場所。土壇場でメンバー入りし「関西インカレで出した大学新をうれしくもあり、自分も入りたかったという思いがありました。最後のインカレで今回以上の記録を狙って笑顔で終わりたい」と語った。 最終組の青学大も成田朱里(2年)、杉本心結(1年)、倉橋美穂(4年)、佐藤葵唯(3年)のオーダーで44秒39。さらに学生新が誕生した。 成田は「ビックリですが、スタートからの動きが硬かった。明日は改善できる」と話し、ただ1人の4年生である倉橋は「バトンの精度を良くして優勝したい」と意気込んでいた。 歴史に残る名勝負となる予感が漂う女子4×100mリレー決勝は、2日目の18時35分に号砲が鳴る。

【動画】女子4×100mRは予選から学生新!!福岡大のレースをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.06

中大が7年ぶり男子4継王座奪還!「先輩たちが日本一を目指してきたから」/日本インカレ

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目 学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われた。男子4×100mリレーは中大が38秒83で7年ぶりの王座奪還を果たした。 予 […]

NEWS 福岡大が44秒44で4×100mR3年ぶりV奪還!勝負決めた4走・山形愛羽「日本一取れてうれしい」/日本インカレ

2025.06.06

福岡大が44秒44で4×100mR3年ぶりV奪還!勝負決めた4走・山形愛羽「日本一取れてうれしい」/日本インカレ

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目 学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われた。女子4×100mリレーは福岡大が44秒44で3年ぶり4度目の優勝を飾った。 […]

NEWS 100m・山形愛羽が初V!アジア入賞の経験生かし「勝ち切ることしか考えていなかった」/日本インカレ

2025.06.06

100m・山形愛羽が初V!アジア入賞の経験生かし「勝ち切ることしか考えていなかった」/日本インカレ

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目 学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われた。女子100mは山形愛羽(福岡大)が11秒66(-1.0)で初優勝を果たした。 […]

NEWS 栁田大輝の“ラストラン”は4継悔しい3位「100点満点で終わらないの自分らしい」/日本IC

2025.06.06

栁田大輝の“ラストラン”は4継悔しい3位「100点満点で終わらないの自分らしい」/日本IC

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目 学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われ、男子4×100mリレー決勝は中大が優勝、2位に早大と続いた。 パリ五輪リレー代 […]

NEWS 100m・木梨嘉紀「学生最後の日本インカレで地元優勝したい」思い結実/日本インカレ

2025.06.06

100m・木梨嘉紀「学生最後の日本インカレで地元優勝したい」思い結実/日本インカレ

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目 学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われた。男子100mは木梨嘉紀(筑波大)が10秒31(-1.1)で優勝を飾った。 岡 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析

page top