2025.07.22
8月に行われる沖縄全中の出場権を懸けた全中指定大会が全国各地で行われ、7月19日から21日までの3連休でも、好記録が続出した。
埼玉県中学総体では、昨年の全中男子棒高跳で2年生優勝を飾っている飯塚俊介(片柳3)が5m00の中学歴代2位をマーク。チームメイトで、今月5日に5m00を跳んでいた大森蒼以(片柳3)と同記録で並んだが、試技数差で抑えて優勝を果たした。
飯塚の従来のベスト記録は4m70だったが、4m70から、4m80、4m90をいずれも余裕を持ってクリア。試合で初めて挑戦した5m00も1発でバーを越えてみせた。飯塚と大森は5m00の後に中学記録(5m05)を上回る5m06にも挑戦。風向きが変わったこともあり、クリアはならなかったものの、今後に期待が膨らむ跳躍もあった。
また、男子4×100mリレーでは栗橋東が予選を42秒52の中学歴代6位でつなぐと、決勝も42秒53で優勝を飾り、全中出場権を獲得。一方、予選で中学歴代2位となる42秒29をマークしていたデカキッズACは、決勝でフライング失格となり、無念の結果に終わった。
男子4×100mリレーは他県でも好記録が続出。熊本県中学総体で御船が42秒38の中学歴代4位タイ、秋田県中学総体でも秋田東が42秒53の東北中学新記録で優勝した。
新潟県中学総体男子200mで櫻田晃良(三条二3)が21秒68(+0.2)で北信越中学新を樹立。富山県中学通信では男子400mの金子斐音(牧野3)が今季中学最高となる48秒94をマークしている。鹿児島県中学総体においては迫田大輝(武岡3)が男子走高跳で1m90、三段跳で14m07(-0.3)と2種目を制した。
このほか、静岡県中学通信では1年男子1500mに出場した平野真絆(雄踏)が4分10秒19と中1歴代10位にランクイン。長野県中学通信でも山口葵生(軽井沢A&AC・1)が女子100mハードル中1歴代となる14秒18(+1.2)で走った。
また、7月22日に実施された岡山県中学通信の初日では男子100mで坂本勇太(アスリートジャパン・3)が中学歴代10位タイの10秒64(+1.8)で圧勝。女子800m予選では中西彩葉(京山2)が中2歴代3位の2分09秒71をマークした。
全中の参加指定大会は7月末まで行われる。
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