◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)最終日
2年に一度開かれるアジア選手権の最終日5日目が行われ、男子400mハードルでは井之上駿太(富士通)が50秒02で4位だった。一時、カタール選手の失格で銅メダルに繰り上がったが、その後4位に修正された。
前半はハードル間13歩で積極的に攻め、5台目をトップで通過。だが、そこから19年ドーハ世界選手権銅メダルの実績を持つA.サンバ(カタール)に内側からかわされ、終盤は2人に抜かれてのフィニッシュとなった。
「1位しか狙っていなくて、前半から行ってみようと。でも、バックストレートが少し向かい風で足を使ってしまいました」と井之上。それでも後半は粘りを発揮。「サンバ選手ら世界クラスの走りや展開の違い、スピード感を体感できた」と収穫を口にする。
大阪・平田中ではジュニア五輪200m2位。京都・洛南高に進んでからもロングスプリントをメインとし、U18大会300m2位、インターハイ4×400mリレー優勝にも貢献し、主将として木下祐一(現・法大)、藤原孝輝(現・東洋大)らタレント軍団をまとめた。
法大に入学してから本格的に400mハードルに取り組み始め、ケガもありながら4年だった昨年の日本インカレ準決勝で、東京世界選手権参加標準記録(48秒46)をマーク。トップハードラーの仲間入りを果たした。
社会人ルーキーとして臨む今季は、5月18日のセイコーゴールデングランプリで出した49秒38がベストだったが、冬季は順調に消化。走力は確実に向上しており、それをハードルにつなげていく取り組みが続く。「日本選手権に向けて、今日は挑戦できました。優勝して、代表を決めたい」と力強く語った。
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