一般社団法人関東学生陸上競技連盟は2025年度から、箱根駅伝、関東インカレ、関東大学女子駅伝で奨学金を支給する。これまで、トワイライト・ゲームス、関東学生新人、関東学連10000mで贈られてきたが、3月の定例理事会で決定して今年度からスタートした。
5月8日~11日に行われた関東インカレでは、男子1部、女子1部の各種目で優勝者3万円、2位2万円、3位1万円が支給。男子2部は各種目で優勝者2万円、2位1万円、3位5000円となっている。男子1部と女子1部のMVPには5万円、男子2部MVPには3万円がそれぞれ贈られている。また、男子1部と女子1部総合優勝校には10万円、男子2部総合優勝校には7万円が支給された。
箱根駅伝と関東大学女子駅伝では、優勝チームに10万円、2位5万円、3位3万円が贈られ、区間賞獲得者には3万円が支給される。このほかMVPや箱根駅伝の金栗四三杯、区間新記録樹立者にも贈られる。
関東学連の日隈広至専務理事は「海外レースでも賞金は当たり前に出る時代。頑張った選手を称えるのは当然のことです。アマチュアリズムの域を脱しない範囲ですが、これが選手たちの競技力向上の励み、生活に苦労している学生たちの一助になればと思っています」とその主旨を説明する。
関東学連では、加盟校には登録料の値下げと据え置き、競技会での審判員・補助員の日当値上げなどで加盟校に収益を還元しており、登録者数は地区学連最大の8000人を超える規模に。関西や九州など他地区のレベルアップも進むが、「学生競技者としてだけでなく、日本陸上競技界のリーダーとして率先垂範すること」を目指し、今回の奨学金支給で全体のさらなる活性化を図っていく。
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