2025.05.12
5月10、11日の両日、中国・広州で第7回世界リレーが行われ、男子4×100mリレーでは南アフリカが37秒61の今季世界最高で優勝した。
昨年のパリ五輪で銀メダルを獲得している南アフリカは今季好調のA.シンビネをアンカーに据え、1走には19歳で100m9秒台を出しているB.ワレザを1走に配置するオーダーを編成。予選、決勝とも圧倒的な走りを見せ、大会史上初の金メダルを手にした。
南アフリカは最終種目となった男子4×400mリレーでもアンカーのZ.ネネが先行するボツワナを逆転する劇的なレースで男子2種目を制した。タイムも2分57秒50とナショナルレコードを更新している。
女子4×100mリレーは英国が42秒21でV。女子4×400mリレーではスペインが3分24秒13の自国新で優勝を飾った。男女混合4×400mリレーは米国が3分09秒54の大会新で制覇。初実施の男女混合4×100mリレーはカナダが40秒30で初代チャンピオンとなった。
今大会は東京世界選手権の出場枠選考を兼ねており、各種目で決勝に進んだ8ヵ国と敗者復活ラウンドの上位6ヵ国のあわせて14ヵ国が出場権を獲得。残り2ヵ国は期間期限内のリスト上位に出場権が与えられる。
なお、日本は男子4×100mリレー以外の種目でも開催国枠での出場権を有しており、日本陸連が定めた基準をクリアすれば世界選手権に出場できる。
リレー種目での世界選手権出場権獲得国
男子4x100mリレー 南アフリカ、米国、カナダ、日本、イタリア、ドイツ、ポーランド、英国、中国、豪州、フランス、ガーナ、ベルギー、ケニア 男子4x400mリレー 南アフリカ、ベルギー、ボツワナ、フランス、ケニア、英国、ポルトガル、中国、米国、豪州、カタール、ブラジル、ジャマイカ 女子4x100mリレー 英国、スペイン、ジャマイカ、米国、カナダ、ベルギー、オランダ、ドイツ、中国、フランス、イタリア、スイス、ポーランド、チリ 女子4x400mリレー スペイン、米国、南アフリカ、ノルウェー、イタリア、フランス、カナダ、ドイツ、英国、ベルギー、ポーランド、アイルランド、豪州、スイス 男女混合4x400mリレー 米国、豪州、ケニア、英国、南アフリカ、ベルギー、ポーランド、アイルランド、イタリア、スペイン、フランス、カナダ、ドイツ、中国RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.30
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.31
逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝
◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]
2025.12.31
箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか
2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
