2025.04.14
4月12日、13日の両日、ベルギー・ルーヴェンで第1回欧州ランニング選手権が開催された。同大会はこれまで欧州選手権内で実施されていたマラソンとハーフマラソンを分離し、10kmを合わせた3種目を独立した大会として2年に1度開催されることになった。
大会にはトップランナーだけでなく、いわゆる市民ランナーも出場でき、合計で約3万人が参加した。
12日に行われたハーフマラソンの男子ではJ.グレシエ(フランス)が10km手前で抜け出すと、後半は独走のなか59分45秒の自己新記録で圧勝。最後はフィニッシュテープをハードリングで越えるパフォーマンスで、初代チャンピオンに輝いた。
グレシエはフランス北部出身の27歳。21年東京五輪では5000m13位、22年世界選手権では10000m11位の実績を持つ。昨年、地元で行われたパリ五輪は10000mで26分58秒67のフランス記録を樹立して、13位に入った。今季は2月にショートトラック5000mで12分54秒92、3月には5kmロードで12分57秒といずれも欧州記録を更新。トラック、ロードともに活躍する新鋭として注目を集めている。
23年以来、3回目のハーフマラソンでタイトルを獲得したグレシエは、「シニアとして初めてのタイトルなので、とても嬉しい」と話すと、「(独走となった)後半はちょうど良いペースで走れたので、すごく楽しかった。(最後のパフォーマンスは)近いうちに3000m障害もやるつもりだったからね」と余裕のコメントを残した。
13日に行われたフルマラソンでは、女子のF.オウハドウ・ナフィエ(スペイン)が2時間27分14秒で快勝。同僚のM.マアヨウフが2時間27分41秒で続き、スペイン勢がワンツーフィニッシュを果たしている。
男子マラソンではブダペスト世界選手権銀メダリストのM.テフェリらイスラエル勢3人と、I.アウアニ(イタリア)の優勝争いとなるなか、残り1kmで仕掛けたアウアニが2時間9分05秒で金メダルを獲得した。2時間4分台のベストを持つG.アヤレ(イスラエル)が3秒差の2位、テフェリが12秒差の3位に入った。
次回の欧州ランニング選手権は27年にセルビア・ベオグラードで開催される。
【動画】ハードリングでフィニッシュテープを越えるグレシエ
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.01.31
田中希実が米国の室内800mで2分04秒32!26年トラック2戦目は2年ぶり自己新
-
2026.01.30
-
2026.01.30
-
2026.01.29
-
2026.01.25
-
2026.01.18
-
2026.01.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2026.01.31
ダイソーが都道府県男子駅伝で8位までのトロフィーを授与「平和の花カンナ」モチーフ、平和記念公園の折り鶴を再活用
株式会社大創産業は1月18日に行われた全国都道府県対抗男子駅伝において、優勝した宮城をはじめ8位までに入賞したチームにトロフィーを授与したことを発表した。 この取り組みは2019年にスタートし、コロナ禍で大会が中止となっ […]
2026.01.31
田中希実が米国の室内800mで2分04秒32!26年トラック2戦目は2年ぶり自己新
1月30日に米国・ボストン大で行われた室内競技会女子800mで、田中希実(New Balance)が2年ぶり自己新となる2分04秒32をマークした。 3組タイムレースの2組に入った田中は、トップと2秒36差の6着でのフィ […]
2026.01.31
クレイ・アーロン竜波が800mショート日本新・アジア新の1分45秒17!米国室内で快走 石井優吉も自身の記録上回る1分46秒41
米国ペンシルベニア州のペンシルベニア州立大で行われたPSUナショナルオープン(室内)の1日目(1月30日)、男子800mでクレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分45秒17のショートトラック日本新・アジア新記録 […]
2026.01.30
順大・吉岡大翔、駒大・谷中晴、中大・岡田開成、創価大・小池莉希らが欠場/日本学生ハーフ
1月30日、日本学連は2月1日に開催される日本学生ハーフ選手権の欠場者リストを発表した。 主な欠場者では吉岡大翔(順大)が出場を見送り。吉岡は1月2日の箱根駅伝で2区を走った後、10日に米国フロリダ州で開催された世界クロ […]
Latest Issue
最新号
2026年2月号 (1月14日発売)
EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝