HOME 駅伝

2025.03.31

トヨタ自動車・安井雄一と畔上和弥が引退 マラソン中心に活躍「競技ができて幸せでした」
トヨタ自動車・安井雄一と畔上和弥が引退 マラソン中心に活躍「競技ができて幸せでした」

現役引退を発表した安井雄一と畔上和弥

トヨタ自動車・安井雄一と畔上和弥のコメント全文をチェック!

・安井雄一
7年間、いつ何時も熱い応援をしていただき 本当にありがとうございました!

突然の引退発表となり驚いている方が多く、「なんで辞めちゃうの?」「寂しい」「安井ロス」といったメッセージや、お声かけを沢山いただいており、僕自身もまだまだ続けたかったなと強く思いながら、今は社業をしています。

上の判断なので仕方ないですが、これも人生経験かなと思っています。

ただ、大学時代に大した実績を残せなかった自分を「マラソンなら戦える。一緒にパリ五輪目指そう!」と、トヨタに誘ってくださった佐藤総監督のおかげで、いろいろな世界を見させていただきました。感謝してもしきれません。

そして何より7年間もトヨタの赤い集団の熱い応援を背に陸上競技ができたことが本当に幸せなことだなと感じています。

特に今年度の中部実業団駅伝では、沢山の後援会の 方々に感動した!かっこよかった!と言っていただき嬉しかったです。またニューイヤー駅伝を走るという夢は叶いませんでしたが、 昨年は皆さんと一緒に戦い、優勝できたことは一生の思い出です。

広告の下にコンテンツが続きます

東京マラソンでも、現地に来ていただいた皆様の声援が本当に凄く、後半は涙が止まりませんでした。 最後に、コロナ渦の無観客の中でレースを走った時にいつもの応援がなくとても寂しさを感じました。

その時は改めて応援の力を強く感じたと同時に、皆さんの 応援があるから自分達も頑張ることができるんだと思いました。現役の選手には、この応援が当たり前だと思わずに、絶対応えてやるぞ!という思いを持って走ってほしいです!

・畔上和弥
今年度をもちまして引退する事となりました。

ニューイヤー駅伝や大きな舞台で目立つような活躍はできませんでしたが、このチームで競技ができて幸せでした。

6年間故障無く走り続けられた事は、自分でも凄いと思っています!

人との出会いやご縁に恵まれて、幸せな陸上人生を送る事ができ、今まで関わってくださった全ての方に感謝の思いでいっぱいです。

たくさんの応援をありがとうございました!

トヨタ自動車陸上長距離部は3月31日、安井雄一と畔上和弥が退部すると発表した。ともに現役を引退する。 千葉県出身の安井は市船橋高では2年連続でインターハイに出場し、3年時に1500mで8位入賞。進学した早大では1年時から主力として活躍し、箱根駅伝では4年連続で出走し、4年時には5区で区間2位となった。 トヨタ自動車では主にトラックやマラソンを主戦場とし、2時間12分07秒をマークした今年3月の東京マラソンが最後のレースとなった。自己記録は5000m14分05秒45、10000m28分33秒46、マラソンが2時間8分48秒。 新潟県出身の畔上和弥は、関根学園時代に2年連続でインターハイに出場し、3年時は全国高校駅伝で1区を担った(区間33位)。進学した帝京大では1年時から学生三大駅伝に出走。3、4年時は箱根駅伝でエース区間の2区を務めた。 卒業後に加入したトヨタ自動車では、主に個人レースに出場。今年2月の大阪マラソン(2時間9分48秒)が最後のレースとなった。自己記録は5000m14分07秒06、10000m28分41秒68、マラソンは2時間8分29秒。 同部のブログでそれぞれコメントを発表し、安井は「何より7年間もトヨタの赤い集団の熱い応援を背に陸上競技ができたことが本当に幸せなことだなと感じています」、畔上は「ニューイヤー駅伝や大きな舞台で目立つような活躍はできませんでしたが、このチームで競技ができて幸せでした」などとコメントしている。

トヨタ自動車・安井雄一と畔上和弥のコメント全文をチェック!

・安井雄一 7年間、いつ何時も熱い応援をしていただき 本当にありがとうございました! 突然の引退発表となり驚いている方が多く、「なんで辞めちゃうの?」「寂しい」「安井ロス」といったメッセージや、お声かけを沢山いただいており、僕自身もまだまだ続けたかったなと強く思いながら、今は社業をしています。 上の判断なので仕方ないですが、これも人生経験かなと思っています。 ただ、大学時代に大した実績を残せなかった自分を「マラソンなら戦える。一緒にパリ五輪目指そう!」と、トヨタに誘ってくださった佐藤総監督のおかげで、いろいろな世界を見させていただきました。感謝してもしきれません。 そして何より7年間もトヨタの赤い集団の熱い応援を背に陸上競技ができたことが本当に幸せなことだなと感じています。 特に今年度の中部実業団駅伝では、沢山の後援会の 方々に感動した!かっこよかった!と言っていただき嬉しかったです。またニューイヤー駅伝を走るという夢は叶いませんでしたが、 昨年は皆さんと一緒に戦い、優勝できたことは一生の思い出です。 東京マラソンでも、現地に来ていただいた皆様の声援が本当に凄く、後半は涙が止まりませんでした。 最後に、コロナ渦の無観客の中でレースを走った時にいつもの応援がなくとても寂しさを感じました。 その時は改めて応援の力を強く感じたと同時に、皆さんの 応援があるから自分達も頑張ることができるんだと思いました。現役の選手には、この応援が当たり前だと思わずに、絶対応えてやるぞ!という思いを持って走ってほしいです! ・畔上和弥 今年度をもちまして引退する事となりました。 ニューイヤー駅伝や大きな舞台で目立つような活躍はできませんでしたが、このチームで競技ができて幸せでした。 6年間故障無く走り続けられた事は、自分でも凄いと思っています! 人との出会いやご縁に恵まれて、幸せな陸上人生を送る事ができ、今まで関わってくださった全ての方に感謝の思いでいっぱいです。 たくさんの応援をありがとうございました!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.01

女子走幅跳デイヴィス・ウッドホール 今季世界最高7m12で3連覇 男子1万mはヤング 100mライルズは楽々予選通過/全米選手権

【画像】遊戯王カードをぶら下げて会場入りしたライルズ 🥶 @LylesNoah pic.twitter.com/lFoIbyunmR — TrackTown USA (@TrackTownUSA) July […]

NEWS 9月の東京世界陸上から全女子選手対象に遺伝子検査 世界陸連「女子スポーツの健全性の保護と促進」

2025.07.31

9月の東京世界陸上から全女子選手対象に遺伝子検査 世界陸連「女子スポーツの健全性の保護と促進」

世界陸連(WA)は7月30日、女子選手の公平性を確保するため、世界選手権などに出場する全女子選手に対し、1回限りの遺伝子検査を実施すると発表した。 9月1日から発効され、9月13日開幕の東京世界選手権(東京・国立競技場) […]

NEWS 東京世界陸上ランキングが更新 100m桐生祥秀、400mH豊田兼がターゲットナンバー圏内に浮上!

2025.07.31

東京世界陸上ランキングが更新 100m桐生祥秀、400mH豊田兼がターゲットナンバー圏内に浮上!

東京世界選手権の代表選考基準と男子100mの有資格者の状況 ※日本陸連発表のものを一部抜粋(丸数字は優先順位) 5)日本選手権8位以内の成績を収めた競技者で、参加標準記録有効期間内に参加標準記録を満たした競技者。 ① 日 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」

2025.07.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」

同級生の指導者たちの頑張り 視点を卒業生から大学時代の同級生に移す。携帯のグループLINEの“1980年度卒業順天陸上部同期会”からはインカレ、日本選手権、インターハイや8月に開催される全日中に向けて数々のメッセージが寄 […]

NEWS ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!

2025.07.31

ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!

ベルリンマラソン 女子招待選手をチェック R.ワンジル(ケニア) D.アジメラウ(エチオピア) D.ディダ(エチオピア) M.フィキル(エチオピア) T.ギルマ(エチオピア) 前田穂南(天満屋) S.チェリモ(ケニア) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top