2025.03.31
先週中に世界各地で学生選手が好記録をマークした。
3月25日から29日にかけてはジャマイカの名物競技会「チャンプス」(正式名称:ISSA/グレースケネディ・ボーイズ・ガールズ選手権)が開催。この競技会は日本のインターハイに相当する大会で、ジャマイカ国内の若きスプリンターたちを中心に未来のスターが多数出場する。男子100m、200mの世界記録を持つウサイン・ボルトもこの大会から世界へと羽ばたいた。
女子100m(17-18歳の部)ではS.ドッケリーが11秒08(+0.8)の今季世界最高で優勝。昨年のU20世界選手権4×100mリレーで金メダルを獲得したジャマイカチームの一員で、個人では200mで準決勝に進出していた。今回はこれまでの自己記録11秒21を更新し、2位に0.35秒差をつけて圧勝した。
男子100m(16-19歳)では17歳のG.カードが準決勝で自己新の10秒06(+0.5)をマーク。決勝は途中で脚を痛めた影響で10秒28(+0.5)に止まったが優勝を手にしている。
また、米国では3月27日のラレー・リレーズでL.マーフィー(米国/ビラノバ大)が3分33秒02をマークし、米国学生記録を樹立した。東京世界選手権の参加標準記録3分33秒00にわずか0.02秒届かなかったが、3年ぶりに学生記録を塗り替えた。
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