2025.01.23
第101回箱根駅伝で2年連続8回目の総合優勝を果たした青学大が1月23日、青山キャンパスで優勝報告会を開き、出走した選手や原晋監督らが学生らにあいさつした。
授業の関係で欠席した2区の黒田朝日(3年)と7区の白石光星(4年)を除く出走8人と、片桐悠人主務が参加。選手は一人ひとりマイクを手に優勝の感想を語った。
箱根駅伝では駒大、國學院大とともに3強に挙げられていたが、5区で逆転に成功すると、復路はトップを守り続けて10時間41分20秒の大会新記録で制していた。
3区の鶴川正也(4年)は「最初で最後の箱根駅伝になりましたが、優勝できた本当に良かったです。60分間きつい場面の方が多かったですが、それ以上に楽しんで走れました」。4区区間賞の大田蒼生(4年)「4度ともすべて楽しむことができました。最後に大手町で全員で笑えて良かったです」と実感を込めた。
5区で中大を逆転してトップに躍り出た若林宏樹(4年)は「無事に往路のゴールテープを切ることができてうれしく思います」、6区区間新で大会MVPと金栗四三杯に輝いた野村昭夢(同)は「今回の箱根駅伝は56分を目標に走り出して、結果的に56分台で区間新、そして金栗四三杯とMVPを受賞することができました」と喜んだ。
田中悠登主将(4年)は「チーム発足当初はなかなか歯車が噛み合わず、同期でけんかをすることもありました。最後の最後、部員62名全員で力を合わせて、『大手町で笑おう』を達成できたと思います」と感慨深げに語った。
原監督は3強と予想されたレースを振り返り、「勝負の世界、最後は箱根の大手町にトップで帰ることができました」とし、「次回以降は非常に厳しい戦いが待っていると予想はされますが、21年間培ってきたノウハウがこの部にはあります。これからも強い青山学院大学を、皆様方とともに戦っていきたいです」と力を込めていた。
1月26日には神奈川県相模原市で優勝パレードが予定されている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.16
中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役
-
2025.12.16
-
2025.12.16
-
2025.12.16
-
2025.12.16
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.16
中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役
中央学大駅伝部が「TKK株式会社」とスポンサー契約を結んだことを発表した。 同社は千葉県八千代市に本社を構え、主にプレキャストコンクリート鋼製型枠を取り扱うメーカー。中央学大卒業の安保誠司氏が代表取締役を務めており、「未 […]
2025.12.16
今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」
全国高校駅伝で日本一に輝き、箱根駅伝は花の2区で快走。日本選手権10000mでも上位に食い込んだのが、村澤明伸(SGホールディングス、34歳)だ。紆余曲折を経て、今年度限りでの「引退」を表明したが、どんな競技生活を過ごし […]
2025.12.16
赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」
12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]
2025.12.16
お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)
月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳