HOME 国内

2024.12.11

27年北京世界陸上マラソン代表選考方針が発表!MGCファストパス突破者、MGCシリーズ26-27覇者が内定
27年北京世界陸上マラソン代表選考方針が発表!MGCファストパス突破者、MGCシリーズ26-27覇者が内定

23年ブダペスト世界選手権男子マラソンの様子

日本陸連は12月11日、2027年北京世界選手権のマラソン代表選考方針を発表し、編成方針は「2027年度最重要国際競技会と位置づけ、メダル獲得および入賞を目指す競技者で選手団を編成する」とした。

そのうえで、代表内定基準は2つ設けられた。

1つ目は、2028年ロサンゼルス五輪代表選考でも内定条件となる「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファストパス設定記録」を満たした選手で、世界選手権参加標準記録を満たしている場合。

2つ目は、こちらもロサンゼルス五輪代表選考に関わるMGCシリーズ2026-27チャンピオン。同チャンピオンは第110回日本選手権者にもなる。

いずれも、ロサンゼルス五輪の選考過程とリンクさせながら、日本のマラソン界全体のレベルアップを図っていく狙いだ。ただし、いずれも世界選手権の参加意思がない場合には内定を出さないとした。

選考対象競技会はMGCシリーズ2025-26、同26-27、2025年東京世界選手権、2026年愛知アジア大会、ワールドマラソンメジャーズ、世界陸連プラチナラベルレースとなる。北京世界選手権の出場資格要件が発表された段階で、上記要件が満たさない場合は、選考基準の変更の可能性についても付記された。

広告の下にコンテンツが続きます

北京世界選手権は2027年9月11日~19日に行われる。

日本陸連は12月11日、2027年北京世界選手権のマラソン代表選考方針を発表し、編成方針は「2027年度最重要国際競技会と位置づけ、メダル獲得および入賞を目指す競技者で選手団を編成する」とした。 そのうえで、代表内定基準は2つ設けられた。 1つ目は、2028年ロサンゼルス五輪代表選考でも内定条件となる「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファストパス設定記録」を満たした選手で、世界選手権参加標準記録を満たしている場合。 2つ目は、こちらもロサンゼルス五輪代表選考に関わるMGCシリーズ2026-27チャンピオン。同チャンピオンは第110回日本選手権者にもなる。 いずれも、ロサンゼルス五輪の選考過程とリンクさせながら、日本のマラソン界全体のレベルアップを図っていく狙いだ。ただし、いずれも世界選手権の参加意思がない場合には内定を出さないとした。 選考対象競技会はMGCシリーズ2025-26、同26-27、2025年東京世界選手権、2026年愛知アジア大会、ワールドマラソンメジャーズ、世界陸連プラチナラベルレースとなる。北京世界選手権の出場資格要件が発表された段階で、上記要件が満たさない場合は、選考基準の変更の可能性についても付記された。 北京世界選手権は2027年9月11日~19日に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]

NEWS 九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

2025.05.01

九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]

NEWS アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

2025.05.01

アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]

NEWS 水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top