HOME 高校

2024.10.30

埼玉栄オール区間賞で2年連続の男女V!男子は4区区間新など2時間6分29秒で8連覇、女子は1区から大量リードで独走/埼玉県高校駅伝
埼玉栄オール区間賞で2年連続の男女V!男子は4区区間新など2時間6分29秒で8連覇、女子は1区から大量リードで独走/埼玉県高校駅伝

埼玉栄の男女アンカー。髙澤侑世と根岸彩花(埼玉県高体連提供)

全国高校駅伝の出場権を懸けた埼玉県高校駅伝が10月30日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場周辺コースで行われ、埼玉栄が男女Vを果たした。男子(7区間42.195km)は2時間6分29秒で8年連続43回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は1時間11分40秒で2年連続27回目の優勝を遂げた。

埼玉栄は男女ともにオール区間賞の独走劇を演じた。昨年の都大路で5位入賞している男子は1区(10km)でインターハイ5000mに出場した岸本駿吾(3年)が後続に15秒差をつける30分25秒で抜け出す。さらに、インターハイ1500m出場の2区(3km)の根ヶ山蓮(2年)が8分46秒で駆け抜けると、4区(8.0875km)では、三井翔太(3年)が岸本の持っていた区間記録を2秒更新する24分03秒で走破。この区間だけで区間2位に1分16秒差をつけ、4区終了時で2位に2分48秒ものリードを築いた。

5区(3km)ではインターハイ800m、1500mに出場した井上陸斗(3年)が8分42秒をマークするなど、後続に4分26秒差をつけて1位フィニッシュ。8年連続44回目の全国大会切符を手にした。

広告の下にコンテンツが続きます

2位には2時間10分55秒で武蔵越生が入っている。

女子も埼玉栄が圧巻のレース。インターハイ3000mで決勝に進んだ福山若奈(2年)が1区(6km)を20分13秒で走破。2位以下に1分32秒差をつけると早くも独走態勢に。3区(3km)ではインターハイ3000mに出場した長濱心咲(2年)が9分56秒をマークするなど、首位をひた走り、2年連続28回目の都大路行きを決めた。

2位には上位をひた走った春日部女が1時間16分39秒で続いた。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた埼玉県高校駅伝が10月30日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場周辺コースで行われ、埼玉栄が男女Vを果たした。男子(7区間42.195km)は2時間6分29秒で8年連続43回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は1時間11分40秒で2年連続27回目の優勝を遂げた。 埼玉栄は男女ともにオール区間賞の独走劇を演じた。昨年の都大路で5位入賞している男子は1区(10km)でインターハイ5000mに出場した岸本駿吾(3年)が後続に15秒差をつける30分25秒で抜け出す。さらに、インターハイ1500m出場の2区(3km)の根ヶ山蓮(2年)が8分46秒で駆け抜けると、4区(8.0875km)では、三井翔太(3年)が岸本の持っていた区間記録を2秒更新する24分03秒で走破。この区間だけで区間2位に1分16秒差をつけ、4区終了時で2位に2分48秒ものリードを築いた。 5区(3km)ではインターハイ800m、1500mに出場した井上陸斗(3年)が8分42秒をマークするなど、後続に4分26秒差をつけて1位フィニッシュ。8年連続44回目の全国大会切符を手にした。 2位には2時間10分55秒で武蔵越生が入っている。 女子も埼玉栄が圧巻のレース。インターハイ3000mで決勝に進んだ福山若奈(2年)が1区(6km)を20分13秒で走破。2位以下に1分32秒差をつけると早くも独走態勢に。3区(3km)ではインターハイ3000mに出場した長濱心咲(2年)が9分56秒をマークするなど、首位をひた走り、2年連続28回目の都大路行きを決めた。 2位には上位をひた走った春日部女が1時間16分39秒で続いた。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.25

アディダス新シューズ発売イベントに箱根駅伝を沸かせた太田蒼生と平林清澄が登壇!

アディダス ジャパンは11月25日、「ADIDAS EKIDEN DAY」を都内で開き、ゲストトークセッションにGMOインターネットグループで青学大出身の太田蒼生、ロジスティードで國學院大出身の平林清澄が一緒に登壇した。 […]

NEWS 正月の駅伝へ意気込み!GMO・嶋津雄大「勝ち抜いてニューイヤーを」東京国際大・菅野裕二郎「雰囲気良くトレーニングができている」

2025.11.25

正月の駅伝へ意気込み!GMO・嶋津雄大「勝ち抜いてニューイヤーを」東京国際大・菅野裕二郎「雰囲気良くトレーニングができている」

ミズノの新シューズ発表イベントが11月25日に行われ、嶋津雄大(GMOインターネットグループ)、髙久龍(ヤクルト)、東京国際大の菅野裕二郎(4年)と小柴裕士郎(2年)が出席した。 実業団勢はニューイヤー駅伝、東京国際大勢 […]

NEWS 2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表

2025.11.25

2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表

月陸Onlineが2022年に創設した「Getsuriku Awards」。選手やファン、メディアからの投票によって、そのシーズンで『最も輝きを放った選手=Crystal Athlete』として表彰しています。 期間内に […]

NEWS 大学女子駅伝2冠へ!城西大の主将・金子陽向「10年間の集大成の走りを」本間香「優勝へ区間賞・区間新を」

2025.11.25

大学女子駅伝2冠へ!城西大の主将・金子陽向「10年間の集大成の走りを」本間香「優勝へ区間賞・区間新を」

ミズノの新シューズ発表イベントが11月25日に行われ、10月の全日本大学女子駅伝で優勝した城西大の主将・金子陽向(4年)と本間香(1年)が参加した。 1区区間新で優勝への流れを作った本間と、アンカーとして1分以上の差を跳 […]

NEWS 日本選手権混成競技は6月6日、7日 木南記念は5月10日開催 2026年競技日程の一部が発表

2025.11.25

日本選手権混成競技は6月6日、7日 木南記念は5月10日開催 2026年競技日程の一部が発表

日本陸連は、ホームページで2026年度の主催競技会日程の一部を発表した。 日本選手権混成競技(岐阜・長良川)は6月6日、7日の両日に開催されることが新たに判明した。日本選手権(愛知・瑞穂)はすでに6月12日~14日に行わ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top