2024.10.01
ワコールは9月、若井莉央と坂尻有花の2人がチームに新加入したことを発表した。
ともに1999年生まれ。若井は奈良・平城高から京産大に進学。21年関西学生女子駅伝では1区で区間賞を獲得したほか、全日本大学女子駅伝でも活躍した。22年に岩谷産業に入社し、昨年はプリンセス駅伝優勝、クイーンズ駅伝でチーム初の入賞(8位)に貢献していたが、その後チームを離れ、競技からも遠のいていた。
若井は加入にあたり、「ブランクがあり、苦しむことも多いと思いますが、声をかけてくださり期待していただいているチームの方々や応援してくれる家族や友達の声援に応えるために頑張っていきたいです」とコメントしている。
一方の坂尻は茨城・八千代一中学時代の1年時から全国大会で入賞するなど、早くから世代のトップレベルで活躍。3年時には800mで全中2位の実績を持つ。群馬・常磐高ではパリ五輪代表の樺沢和佳奈(現・三井住友海上)と全国高校駅伝でタスキもつないだ。
立命大時代も20年関西インカレで1500m、5000m、10000mの3冠を達成。その後は大学院に進学し、茨城陸協やクラブチーム登録で競技を続けていた。
坂尻も「活動をする中で常に学ぶ、考える姿勢を大切にしながら、どんな時でも『楽しむ』ことは忘れずに自分の役割を全うしたいと思います」とチームのホームページを通じて意気込みを語った。
ワコールは昨年のクイーンズ駅伝で23位。今後は今月20日のプリンセス駅伝で全日本大会出場権を目指している。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.15
19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ
-
2025.10.15
-
2025.10.15
-
2025.10.14
-
2025.10.14
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.15
19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ
男子短距離で活躍し、19年ドーハ世界選手権リレー代表(補欠)の井本佳伸(東京ガスエコモ)が現役生活に区切りをつけることを自身のSNSで発表した。 井本は京都・東輝中時代に全中で100m5位、200m4位。名門・洛南高へ進 […]
2025.10.15
100m宮本大輔が引退「最後まで走り切れた」元中学記録保持者「早熟なんて気にしなくていい」
穏やかな笑顔で静かに、地元・山口でスパイクを脱いだ。 男子100mの元中学記録保持者・宮本大輔(山口フィナンシャルグループ)が現役生活にピリオドを打った。9月の全日本実業団対抗は、地元・山口。「夏くらいには一旦、区切りを […]
2025.10.15
九州実業団駅伝エントリー 旭化成は葛西潤や相澤晃、クラフティア・赤﨑暁、三菱重工・近藤亮太ら日本代表経験者登録
来年元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねた第62回九州実業団毎日駅伝(11月3日/大分・佐伯市の佐伯中央病院陸上競技場発着)のエントリーが10月15日、同実業団連盟から発表された。 エントリーチー […]
2025.10.15
国立競技場が2026年1月から5年間新たな呼称へ! 「ナショナルスタジアムパートナー」第1号にMUFG
金融・証券などの三菱東京UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は10月15日、東京・国立競技場の運営を担うジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)と「ナショナルスタジアムパートナー」契約を結んだと発 […]
2025.10.15
リオ五輪110mH銀メダル・オルテガが現役引退 15年に12秒94をマーク
16年リオ五輪の男子110mハードルで銀メダルを獲得したO.オルテガ(スペイン)が引退を表明した。 オルテガはキューバ出身の34歳。12年にはロンドン五輪で6位入賞を果たす。13年のモスクワ世界選手権に出場した際にキュー […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望