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2024.09.29

800m落合晃が1分46秒88でVも「状態合わせきれなかった」将来は世界でメダル狙う/ACC新潟
800m落合晃が1分46秒88でVも「状態合わせきれなかった」将来は世界でメダル狙う/ACC新潟

24年アスレチックスチャレンジカップ男子800mに優勝した落合晃

◇Yogibo Athletics Challenge Cup 2024(9月28、29日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目

日本グランプリシリーズG1のアスレチックスチャレンジカップの2日目に行われた男子800mが行われ、落合晃(滋賀学園高3)が1分46秒88で優勝した。

U20世界選手権で銅メダルを獲得した日本記録保持者の落合。この日は「1本狙ってみよう」と記録を狙い、1周目の400mもペースメーカーについて51秒で通過し「ものすごく良い入りができた」。

ラスト200mまでは「88秒で行けたと思うのでインターハイと同じくらい」と、自身の日本記録(1分44秒80)や東京世界選手権の参加標準記録(1分44秒50)を見据えたが、ラストは上げきれず「状態を合わせきれなかったのかな」と悔しがった。

それでも、「インターハイもまずは勝ちきることを目標にしてタイムも出せたので、今回も勝ち切れたのは良かった」と納得の表情。次の国体までは「800mでやらせてもらう」と駅伝を控える中でも最後までタイムを追い求めていく。

U20世界選手権を経験し、「世界での優勝、メダルを目指したいと思えるようになった」。来年の東京世界選手権でも「入賞したい」と大きな目標に向かって突き進んでいく。

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◇Yogibo Athletics Challenge Cup 2024(9月28、29日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目 日本グランプリシリーズG1のアスレチックスチャレンジカップの2日目に行われた男子800mが行われ、落合晃(滋賀学園高3)が1分46秒88で優勝した。 U20世界選手権で銅メダルを獲得した日本記録保持者の落合。この日は「1本狙ってみよう」と記録を狙い、1周目の400mもペースメーカーについて51秒で通過し「ものすごく良い入りができた」。 ラスト200mまでは「88秒で行けたと思うのでインターハイと同じくらい」と、自身の日本記録(1分44秒80)や東京世界選手権の参加標準記録(1分44秒50)を見据えたが、ラストは上げきれず「状態を合わせきれなかったのかな」と悔しがった。 それでも、「インターハイもまずは勝ちきることを目標にしてタイムも出せたので、今回も勝ち切れたのは良かった」と納得の表情。次の国体までは「800mでやらせてもらう」と駅伝を控える中でも最後までタイムを追い求めていく。 U20世界選手権を経験し、「世界での優勝、メダルを目指したいと思えるようになった」。来年の東京世界選手権でも「入賞したい」と大きな目標に向かって突き進んでいく。

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