HOME 国内、大学

2024.07.20

400mフロレス・アリエが学生歴代5位の53秒28!関東インカレV後に覚醒「自信になっています」/実業団学生対抗
400mフロレス・アリエが学生歴代5位の53秒28!関東インカレV後に覚醒「自信になっています」/実業団学生対抗

24年実業団・学生対抗女子400mに出場したフロレス・アリエ

◇秩父宮賜杯第64回実業団・学生対抗(7月20日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)

日本グランプリシリーズG2の実業団・学生対抗が行われ、女子400mはフロレス・アリエ(日体大)が学生歴代5位となる53秒28をマークして優勝した。

「54秒台が出たらいいほうかなと思っていたのですが、ラスト向かい風がすごい中で記録が出たので自信になります」と笑顔を見せる。

広告の下にコンテンツが続きます

今年は関東インカレでビッグタイトルを取ってから絶好調。100mで11秒73、200mでも23秒73と自己新を連発しており、「タイムを上げてから400mにもつながっています」を語り、特に「300mまで全力で行かなくてもついて行ける走力がついたと思います」。

上り調子だったが日本選手権は出場できず。実は日本育ちのフロレスだが、父がペルーと日本、母はイタリアとペルーにルーツを持ち、現在、日本国籍を申請中だという。ギリギリまで待っていたが登録までには間に合わなかった。

「52秒台も見えてきましたが、今は記録より国籍を獲得したい」と笑い、「52秒台を出して、できるだけ日本記録に近づいていきたいです」と、日本を代表するスプリンターへと成長していくつもりだ。

◇秩父宮賜杯第64回実業団・学生対抗(7月20日/神奈川・レモンガススタジアム平塚) 日本グランプリシリーズG2の実業団・学生対抗が行われ、女子400mはフロレス・アリエ(日体大)が学生歴代5位となる53秒28をマークして優勝した。 「54秒台が出たらいいほうかなと思っていたのですが、ラスト向かい風がすごい中で記録が出たので自信になります」と笑顔を見せる。 今年は関東インカレでビッグタイトルを取ってから絶好調。100mで11秒73、200mでも23秒73と自己新を連発しており、「タイムを上げてから400mにもつながっています」を語り、特に「300mまで全力で行かなくてもついて行ける走力がついたと思います」。 上り調子だったが日本選手権は出場できず。実は日本育ちのフロレスだが、父がペルーと日本、母はイタリアとペルーにルーツを持ち、現在、日本国籍を申請中だという。ギリギリまで待っていたが登録までには間に合わなかった。 「52秒台も見えてきましたが、今は記録より国籍を獲得したい」と笑い、「52秒台を出して、できるだけ日本記録に近づいていきたいです」と、日本を代表するスプリンターへと成長していくつもりだ。

女子400m 学生歴代10傑をチェック!

51.80 丹野麻美(福島大2)     2005. 9.19 52.85 青山聖佳(大阪成蹊大2)   2016. 9. 2 53.22 石塚晴子(東大阪大1)    2016. 5.13 53.27 広沢真愛(日体大3)     2018. 9. 8 53.28 フロレス・アリエ(日体大2) 2024. 7.20 53.37 岩田優奈(中大3)      2018. 7.21 53.40 青木沙弥佳(福島大3)    2007. 6. 8 53.40 渡辺なつみ(福島大1)    2007. 6.29 53.47 木田真有(福島大2)     2002. 7.21 53.47 田中千智(福岡大2)     2008. 9.12

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役

中央学大駅伝部が「TKK株式会社」とスポンサー契約を結んだことを発表した。 同社は千葉県八千代市に本社を構え、主にプレキャストコンクリート鋼製型枠を取り扱うメーカー。中央学大卒業の安保誠司氏が代表取締役を務めており、「未 […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

2025.12.16

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

全国高校駅伝で日本一に輝き、箱根駅伝は花の2区で快走。日本選手権10000mでも上位に食い込んだのが、村澤明伸(SGホールディングス、34歳)だ。紆余曲折を経て、今年度限りでの「引退」を表明したが、どんな競技生活を過ごし […]

NEWS ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2025.12.16

ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

12月16日、日本実業団陸上競技連合は第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/2026年1月1日)のエントリー選手を発表した。70回記念大会の今回は、例年より3チーム多い、40チームがエントリーした。 前回、5年 […]

NEWS 赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top