男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が企画した100mの競技会「DAWN GAMES」の西日本予選が去る6月9日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。
この大会は「陸上人口を増やし、層を厚くしたい」「子供たちがもっといろんなチャレンジする機会を増やしたい」という思いを持つサニブラウンが主宰。対象は小学校4~6年生、中学生、高校生の男女の100mで、今回は西日本地区(近畿・中国・四国・九州・沖縄)に居住または在学が対象となった。
高校男子は中村昊羽(同志社3京都)が11秒01で優勝。中学女子は全国大会にも出場経験のある福田花奏(神河中3兵庫)が制している。各カテゴリーの上位4人が10月開催予定の決勝大会への出場権を獲得した。
海外遠征のためサニブラウンは参加できなかったが、大会の様子を動画で見たようで、所属マネジメント会社のYouTubeでは「みなさんイキイキしていて、伸び伸びとした走りをしていました」と笑顔でコメントを送った。6月29日には東日本予選会が東京で行われるため、「ぜひ応募してください」と呼びかけた。
◇DAWN GAMES西日本予選成績(主催者発表)
小学生(※男女共通):優勝 橋本悠生、2位 井上太陽、3位 中野耀太
中学生(女子):優勝 福田花奏、2位 久米悠月、3位 大西実喜子
中学生(男子):優勝 大内湊斗、2位 松林和久人、3位 錦戸獅音
高校生(女子):優勝 森川亜恵、2位 國重惠、3位 岡本麻那
高校生(男子):優勝 中村昊羽、2位 星崎智輝、3位 九鬼歩夢
※10月の決勝大会には各カテゴリーの4位まで出場権獲得
【動画】子供たちが全力で駆け抜ける!サニブラウンの思いが込められたDAWN GAMES西日本予選の様子
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.28
-
2025.11.27
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.28
中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加
世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025