2024.06.03
6月2日、スウェーデン・ストックホルムでダイヤモンドリーグ第7戦のバウハウス・ガランが行われ、女子1500mに出場した田中希実(New Balance)が4分02秒98で9位に入った。
田中は5月30日のDLオスロ3000mに続く連戦。レースでは1周目が64秒とややゆっくりとしたペースのなか6番手に位置取りレースを進めた。2周目からペースが上がると、徐々にポジションを下げて1000mは2分41秒2の9位で通過。ラスト1周の鐘が鳴り、さらに先頭集団から引き離されたものの、懸命にフィニッシュした。
タイムの4分02秒98はパリ五輪の参加標準記録である4分02秒50にはわずかに及ばなかったものの、21年東京五輪の3レース(予選、準決勝、決勝)で出した記録に次ぐ自己4番目の好記録。田中はすでに5000mで五輪代表に内定。1500mでも世界ランキングでの出場圏内につけており、今大会の記録でさらにポイントを稼ぎ、五輪出場は確実な状況となった。
男子100mにもパリ五輪代表に内定したサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場。序盤でまずまずの出足を見せると、40mから50mにかかえてはトップを疾走。ただ、80mにスピードが乗らず順位を下げ、10秒28(-1.0)で5位に止まった。優勝はE.エセメ(カメルーン)でタイムは10秒16だった。
ダイヤモンドリーグは、6月に欧州選手権ならびに、五輪選考会を兼ねた各国の国内選手権が行われるため、しばらく休止。次戦は7月7日にパリで行われる。
【動画】田中希実のレースをチェック!
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.05
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.05
-
2025.07.01
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
新潟医療福祉大14年連続全国へ 5000mレースで清水杏夏筆頭に上位ほぼ独占/全日本大学女子駅伝北信越地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権北信越地区選考会が7月5日、長野県佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、新潟医療福祉大がトップとなり、14年連続14回目となる本大会の出場権を獲得した。 北信越地区からの全国大会 […]
2025.07.05
信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会
秩父宮賜杯第57回全日本大学駅伝の北信越地区選考会は7月5日、長野・佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、信州大が4時間15分59秒69で4大会連続16回目の本大会出場を決めた。 選考会には6校が出場し、各校最大10人がエ […]
2025.07.05
やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投でディーン元気(ミズノ)が84m66で2位に入った。 広告の下にコンテンツが続きます 同 […]
2025.07.05
札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会
7月5日、札幌円山競技場で第37回出雲大学選抜駅伝の北海道地区予選会が行われ、札幌学大と北大が本戦の出場権を獲得した。 出雲駅伝の出場枠は前年度の大会成績によって振り分けられ、24年出雲駅伝で北海道学連選抜が14位に入っ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会