日本陸連が3月26日に理事会を開き、今夏のパリ五輪の男女混合競歩リレーの代表選考について発表した。
パリ五輪で初採用となる男女混合競歩リレーは、男女1名ずつがペアとなり10kmずつ交互に歩くというもの。実施されることは決まっていたが、現時点でも代表資格における詳細なルールが世界陸連(WA)から発表されていない。
同種目については4月21日にアンタルヤ(トルコ)で開かれる世界競歩チーム選手権で開催され、そこで最大1ヵ国2チームが出場権を得られる。
男女混合競歩リレーの選考競技会については、選考要項が発表された昨年9月20日から今月行われた全日本競歩能美大会までと、アンタルヤ世界競歩チーム選手権が対象。選考条件は20km競歩の成績と、アンタルヤ世界競歩チーム選手権における男女混合競歩リレーにおいて記録やレース展開、歩型違反など「総合的に勘案する」とした。と本大会で活躍が期待できると評価された競技者」とした。
なお、選手選考における運用がWAから明確に示された段階で、今回定められた選考基準では出場条件が満たされない場合は「選考基準および選考方法を変更しなければならないため、その際は改めて理事会の決議により変更する」とした。
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