HOME 国内

2024.03.10

4度目の五輪目指す飯塚翔太が母校でシーズンイン! 100m10秒58、200m20秒93
4度目の五輪目指す飯塚翔太が母校でシーズンイン! 100m10秒58、200m20秒93

23年アスレチックスチャレンジ男子200mを制した飯塚翔太

3月10日、東京都八王子市の中大多摩校地運動施設競技場で第8回中大記録会が行われ、男子短距離の飯塚翔太(ミズノ)が100m、200mに出場した。

飯塚は昨年の鹿児島国体で男子4×100mリレーに出場して以来の実戦。冬季練習は沖縄などで合宿を行い、その成果を確かめるように100mは10秒58(-1.7)で組1着となると、200mでも20秒93(+1.3)で駆け抜けた。

12年ロンドン、16年リオ、そして21年東京と3大会連続で五輪出場を続けている飯塚。昨シーズンは日本選手権200mで5位と奮わなかったものの、8月のブダペスト世界選手権では予選で20秒27をマークし、自身4度目の準決勝進出を果たすなど32歳を迎えてもなお力強い走りを続けている。

広告の下にコンテンツが続きます

鵜澤飛羽(筑波大)や上山紘輝(住友電工)など若い選手たちも力をつけているが、現時点では世界陸連が定めるワールドランキングで、パリ五輪出場圏内につけている。長く日本のスプリント界を牽引してきたベテランが、4度目の五輪に向けてスタートを切った。

3月10日、東京都八王子市の中大多摩校地運動施設競技場で第8回中大記録会が行われ、男子短距離の飯塚翔太(ミズノ)が100m、200mに出場した。 飯塚は昨年の鹿児島国体で男子4×100mリレーに出場して以来の実戦。冬季練習は沖縄などで合宿を行い、その成果を確かめるように100mは10秒58(-1.7)で組1着となると、200mでも20秒93(+1.3)で駆け抜けた。 12年ロンドン、16年リオ、そして21年東京と3大会連続で五輪出場を続けている飯塚。昨シーズンは日本選手権200mで5位と奮わなかったものの、8月のブダペスト世界選手権では予選で20秒27をマークし、自身4度目の準決勝進出を果たすなど32歳を迎えてもなお力強い走りを続けている。 鵜澤飛羽(筑波大)や上山紘輝(住友電工)など若い選手たちも力をつけているが、現時点では世界陸連が定めるワールドランキングで、パリ五輪出場圏内につけている。長く日本のスプリント界を牽引してきたベテランが、4度目の五輪に向けてスタートを切った。

【動画】飯塚翔太の24年シーズン初戦の走りをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top