HOME 駅伝

2024.02.21

川嶋伸次氏が4月から創価大総監督に就任!東洋大強豪への礎築き、旭化成でも手腕 榎木監督と“師弟タッグ”
川嶋伸次氏が4月から創価大総監督に就任!東洋大強豪への礎築き、旭化成でも手腕 榎木監督と“師弟タッグ”

川嶋伸次氏(21年撮影)

創価大駅伝部は4月1日付で川嶋伸次氏が総監督に就任すると発表した。

川嶋氏は埼玉県出身の57歳。日体大時代に箱根駅伝6区区間賞など活躍したのち、1989年に旭化成入社。2000年3月のびわ湖毎日マラソンで2時間9分04秒をマークし、同年のシドニー五輪に出場した。翌年に現役を引退。

その後は2002年から東洋大に出向するかたちで指導に当たると、2004年の箱根駅伝では同校19年ぶりに2年連続シード権獲得に導く。さらに2007年の箱根駅伝5位と躍進。2008年に部内の問題により引責辞任したが、その後に続く強豪校への礎を築いた。2009年4月から旭化成のコーチを務め、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では2017年から4連覇。3月末時点での退任と退社が発表されていた。

広告の下にコンテンツが続きます

創価大駅伝部は「新しい指導体制のもと競技力の向上を目指して、一層の努力を重ねてまいります」とコメント。また、榎木監督は「現役時代を含め人生の岐路において様々な相談に乗っていただいた師が、総監督として共に進めることは本当に心強い」とSNSに綴っている。

創価大駅伝部は1972年に創部。箱根駅伝には2015年に初出場を果たす(20位)。2019年に中大OBの榎木和貴監督を招聘すると、20年の箱根駅伝では9位と初のシード権を獲得。21年には往路優勝、総合2位と躍進を遂げた。昨年度は出雲駅伝で2位入線(※その後、走者のドーピング違反が発覚して成績失効)。全日本大学駅伝は6位、今年の第100回箱根駅伝は8位となるなど、強豪校の仲間入りを果たしている。

創価大駅伝部は4月1日付で川嶋伸次氏が総監督に就任すると発表した。 川嶋氏は埼玉県出身の57歳。日体大時代に箱根駅伝6区区間賞など活躍したのち、1989年に旭化成入社。2000年3月のびわ湖毎日マラソンで2時間9分04秒をマークし、同年のシドニー五輪に出場した。翌年に現役を引退。 その後は2002年から東洋大に出向するかたちで指導に当たると、2004年の箱根駅伝では同校19年ぶりに2年連続シード権獲得に導く。さらに2007年の箱根駅伝5位と躍進。2008年に部内の問題により引責辞任したが、その後に続く強豪校への礎を築いた。2009年4月から旭化成のコーチを務め、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では2017年から4連覇。3月末時点での退任と退社が発表されていた。 創価大駅伝部は「新しい指導体制のもと競技力の向上を目指して、一層の努力を重ねてまいります」とコメント。また、榎木監督は「現役時代を含め人生の岐路において様々な相談に乗っていただいた師が、総監督として共に進めることは本当に心強い」とSNSに綴っている。 創価大駅伝部は1972年に創部。箱根駅伝には2015年に初出場を果たす(20位)。2019年に中大OBの榎木和貴監督を招聘すると、20年の箱根駅伝では9位と初のシード権を獲得。21年には往路優勝、総合2位と躍進を遂げた。昨年度は出雲駅伝で2位入線(※その後、走者のドーピング違反が発覚して成績失効)。全日本大学駅伝は6位、今年の第100回箱根駅伝は8位となるなど、強豪校の仲間入りを果たしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.14

中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝は14日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。都道府県大会を勝ち抜いた男女 […]

NEWS 編集部コラム「あっという間の2025年」

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top