HOME 国内

2024.02.04

60mH町亮汰が初タイトル 高山はバランス崩す女子は青木がV 棒高跳・諸田が室内日本新/日本選手権室内
60mH町亮汰が初タイトル 高山はバランス崩す女子は青木がV 棒高跳・諸田が室内日本新/日本選手権室内

24年日本選手権室内・男子60mH決勝。左端が町

◇第107回日本選手権・室内競技(2月3、4日/大阪城ホール)1日目

日本選手権・室内競技の初日が行われた。この日のメイン種目としてラストを飾った男子60mハードルは町亮汰(国武大)が7秒65で自身初タイトルをゲット。大学入学後は長くケガで3年目までほとんど試合に出られなかったが、地道なリハビリとトレーニングであきらめることなく、最終学年では日本インカレ2位、110mハードルの記録も13秒50と一気に飛躍した。

110mハードル東京五輪代表、元日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)は、途中でハードルに接触してバランスを崩して失速。8位だった。ウエイトトレーニングで左股関節を捻ったことで調整不足がたたったという。自身2度目の五輪へ「日本選手権で自己ベスト更新(13秒10)を狙いたい」と語った。

広告の下にコンテンツが続きます

女子は青木益未(七十七銀行)が8秒15でこの大会6連覇(※前身の大会を含む)。2位に大松由季(サンドリヨン)が8秒20で続き、3位の林美希(中京大中京高3愛知)はU20室内日本新の8秒23と好走した。

女子棒高跳は4m48の日本記録を持つ諸田実咲(アットホーム)が、4m35の室内日本新で貫禄勝ち。同三段跳は学生記録保持者の船田茜理(武庫川女大院)が12m83で制した。

2日目は男女60m、走高跳、走幅跳、男子棒高跳と三段跳が実施される。

◇第107回日本選手権・室内競技(2月3、4日/大阪城ホール)1日目 日本選手権・室内競技の初日が行われた。この日のメイン種目としてラストを飾った男子60mハードルは町亮汰(国武大)が7秒65で自身初タイトルをゲット。大学入学後は長くケガで3年目までほとんど試合に出られなかったが、地道なリハビリとトレーニングであきらめることなく、最終学年では日本インカレ2位、110mハードルの記録も13秒50と一気に飛躍した。 110mハードル東京五輪代表、元日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)は、途中でハードルに接触してバランスを崩して失速。8位だった。ウエイトトレーニングで左股関節を捻ったことで調整不足がたたったという。自身2度目の五輪へ「日本選手権で自己ベスト更新(13秒10)を狙いたい」と語った。 女子は青木益未(七十七銀行)が8秒15でこの大会6連覇(※前身の大会を含む)。2位に大松由季(サンドリヨン)が8秒20で続き、3位の林美希(中京大中京高3愛知)はU20室内日本新の8秒23と好走した。 女子棒高跳は4m48の日本記録を持つ諸田実咲(アットホーム)が、4m35の室内日本新で貫禄勝ち。同三段跳は学生記録保持者の船田茜理(武庫川女大院)が12m83で制した。 2日目は男女60m、走高跳、走幅跳、男子棒高跳と三段跳が実施される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top