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2023.12.10

名古屋大が18年ぶりに優勝!1区から首位譲らぬ完封リレーで来年の出雲出場決める/東海学生駅伝
名古屋大が18年ぶりに優勝!1区から首位譲らぬ完封リレーで来年の出雲出場決める/東海学生駅伝

23年全日本大学駅伝8区に出場した名古屋大・村瀬稜治

12月10日、第85回東海学生駅伝が愛知県武豊町の武豊緑地をスタート、半田市の半田運動公園競技場をフィニッシュとする7区間63.5kmのコースで行われ、名古屋大が3時間16分15秒で18年ぶりに優勝を果たした。

オープン参加を含め22チームが出場。大会6連覇中の皇學館大や11月の全日本大学駅伝に出場した名古屋大、7年ぶり優勝を目指す岐阜協立大などが東海地区ナンバーワンを懸けて争った。

名古屋大は接戦となった1区(8.5km)で小川海里(3年)が、2位の皇學館大、3位の岐阜協立大と1秒差ながら区間1位で滑り出す上々のスタート。2区(10.6km)では河﨑憲祐(4年)が後続との差を1分以上も広げる力走でレースの主導権を握る。

さらに4区(8.3km)で村瀬稜治(4年)が25分31秒の区間新でリードを拡大すると、7区(12.3km)でもエースの森川陽之(M2年)が37分48秒と自身4度目の区間賞の走りで圧倒。1942年(当時は名古屋高商)、2005年に続く3回目の東海学生駅伝制覇となった。

5区、6区で区間賞を獲得した岐阜協立大が2分42秒差の2位。3時間19分12秒の3位には皇學館大が入り、以下、中京大、愛知工大と続いた。

また、この結果により名古屋大は2024年10月の第36回出雲全日本大学選抜駅伝の出場権を獲得。中国四国地区の岡山大、広島大、九州地区の鹿屋体大に続き、国立大として4校目の出場が決まった。

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12月10日、第85回東海学生駅伝が愛知県武豊町の武豊緑地をスタート、半田市の半田運動公園競技場をフィニッシュとする7区間63.5kmのコースで行われ、名古屋大が3時間16分15秒で18年ぶりに優勝を果たした。 オープン参加を含め22チームが出場。大会6連覇中の皇學館大や11月の全日本大学駅伝に出場した名古屋大、7年ぶり優勝を目指す岐阜協立大などが東海地区ナンバーワンを懸けて争った。 名古屋大は接戦となった1区(8.5km)で小川海里(3年)が、2位の皇學館大、3位の岐阜協立大と1秒差ながら区間1位で滑り出す上々のスタート。2区(10.6km)では河﨑憲祐(4年)が後続との差を1分以上も広げる力走でレースの主導権を握る。 さらに4区(8.3km)で村瀬稜治(4年)が25分31秒の区間新でリードを拡大すると、7区(12.3km)でもエースの森川陽之(M2年)が37分48秒と自身4度目の区間賞の走りで圧倒。1942年(当時は名古屋高商)、2005年に続く3回目の東海学生駅伝制覇となった。 5区、6区で区間賞を獲得した岐阜協立大が2分42秒差の2位。3時間19分12秒の3位には皇學館大が入り、以下、中京大、愛知工大と続いた。 また、この結果により名古屋大は2024年10月の第36回出雲全日本大学選抜駅伝の出場権を獲得。中国四国地区の岡山大、広島大、九州地区の鹿屋体大に続き、国立大として4校目の出場が決まった。

第85回東海学生駅伝成績

●総合成績 1位 名古屋大A  3時間16分15秒 2位 岐阜協立大 3時間18分57秒 3位 皇學館大A  3時間19分12秒 4位 中京大   3時間21分49秒 5位 愛知工大  3時間22分56秒 6位 三重大   3時間27分11秒 7位 岐阜大   3時間28分29秒 8位 愛知教大  3時間29分40秒 9位 静岡大   3時間30分03秒 10位 南山大   3時間33分16秒 11位 愛知大   3時間34分08秒 12位 中部大   3時間34分37秒 13位 至学館大  3時間34分53秒 14位 名城大   3時間37分06秒 15位 日本福祉大 3時間39分28秒 16位 名古屋工大 3時間43分54秒 17位 東海学園大 3時間47分22秒 18位 愛知学大  4時間05分47秒 オープン  皇學館大B  3時間22分38秒  名古屋大B  3時間27分09秒  皇學館大C  3時間29分25秒  東海学連混成 3時間45分39秒 ●区間賞 1区(8.5km)  小川海里(名古屋大3)  26分26秒 2区(10.6km) 小渕稜央(岐阜大4)   31分18秒 3区(8.1km)  田中靖晃(皇學館大2)  24分58秒 4区(8.3km)  村瀬稜治(名古屋大4)  25分31秒=区間新 5区(10.3km) 中嶋希(岐阜協立大1)  32分08秒 6区(5.4km)  平田壮馬(岐阜協立大3) 16分51秒 7区(12.3km) 森川陽之(名古屋大M2)  37分48秒

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